【初版 2018年4月4日 最終更新2019年2月19日】
こんにちは
予めお断りしておきますが、今回の記事はあくまで一個人の私的感想です
市民活動家や自称リベラルの皆々様は以下の文章は見ずにそっ閉じしてくださるようお願いします。
はじめに
東京新聞web版で以下のような記事を目にした。
弁護士や有識者らでつくる生活保護問題対策全国会議は二十九日、厚生労働省で高木美智代厚労副大臣と面会し、十月からの生活保護引き下げの撤回などを求める要望書を提出した。
政府は、生活保護のうち食費などの生活費に充てる「生活扶助」を、十月から最大5%、段階的に削減する。
生活保護を受給している首都圏のシングルマザーは面会で「支給額が低い中、苦労し知恵を出し一生懸命生活している。しかし今のままでは、子どもを上の学校に行かせる展望はない。貧困の連鎖は防げない」と訴えた。
埼玉県の受給者は、昨年末に実施した電話相談から「冷暖房はもう使えない」「食事を一日一食に減らしている」「これ以上の引き下げは『もう死ね』と言われているみたいだ」と寄せられた声を紹介。支給額見直しの際は当事者から実態を聞くべきだと強調した。
3月30日付東京新聞web版より引用
生活保護支給水準引き下げとかがあるとこのようにマスコミが報道するようだ。
そして困窮している生活保護受給者の声を伝えようとする。
上の記事でも
「冷暖房はもう使えない」
「食事を一日一食に減らしている」
という声を載せている。
まあここまで極端な声は別格としても
「スーパーの割引惣菜しか買えず果物もほとんど買えない」
「食パンばかり食べ続けるなどして食費を切り詰める」
「風呂もじゅうぶん入れない」
「食費以外の買い物はほとんどしていない」
という意見を過去の報道で目にしたことがある。
これを見るといつも私は思う。
もちろん一部の極端な例であることは承知している。
がしかし、言わせてほしい。
生活保護受給者たちよ甘えんな、と
健康で文化的な最低限の生活
私から見たら生活保護費は憲法でいうところの
「健康で文化的な最低限の生活」
を送るのには十分すぎる金額が支給されている。
国が引き下げようとするのも無理はない。
こういうと必ず生活保護者やそれを支援する人たちから反論がある。
でも待ってほしい。
貴方達が貰っている生活保護費以下でちゃんとした生活を送れている人たちはたくさんいるのだよ。
生活保護費は国や自治体の税金で賄われているのだから貰う以上きちんとした生活をしてほしいと納税者が思うのは当たり前。
そうすると反論されるかもしれない。
お前は生活保護者がいかに厳しい生活しているか知らないと。
知ってるよ、生活保護者がいくら貰えるかくらい。
そしてどれだけの種類の料金を減免してもらえるかも知ってる。
生活費に相当する生活扶助、暖房費として冬季加算に12月には年越し資金。
医療扶助により医療機関での診療は無料。
賃貸住みなら住宅扶助を貰える。
死んだら葬祭扶助。
あと減免も住んでいる自治体で異なるが主なものでいうと、
年金保険料、国民健康保険料、NHK受信料、東京23区では都営交通無料に上下水道料免除。
私が東京23区で生活保護を受けていたら
もし私が今東京23区で賃貸アパートに住み生活保護を受けていたとしよう。
私が受給できる生活扶助額は80160円。
節約を意識せず普通に生活したとしてシミュレートするとこうなる。
家賃:住宅扶助により負担なし
食費:30000円
電気:4000円
ガス:6000円
水道:免除
通信:5000円
医療:医療扶助により負担なし
交通:都営交通無料券を利用し負担なし
残り:35000円
生存に最低限必要な金を差し引いても35000円残る。
ここから衣類、その他日用品を購入しても文化的な生活ができる金は十二分に残るぞ。
さらに冬場は冬季加算、12月には年越し資金まで貰えるから余裕だな。
それでも足りないというなら家計簿を公開しやがれ。
私が査定してあげるよ。
家計簿を書く習慣がないならレシートを1月分集めてそれをチラシの裏にでも纏めればそれが家計簿になるから今すぐやるんだ。
次回記事で私が公開している生活費をもとに生活保護受給者がいかに甘えているか説明しようと思う。
次回記事
関連記事
この記事をエントリー後、生活保護について様々なエントリー記事を書いた。
以下に一覧として並べている。
これらを見てもらうと、私が生活保護費を削れ削ればかり言っているわけではないということがわかってもらえると思う。
ブログ村ランキングに参加しています