こんにちは
私、ときたまですが、
もしFIRE失敗したら最終的には「路上生活者」になってしまうのでは
とビビっていたりするんですよ。
路上生活、ホームレスとも言いますが、人生の末路ってイメージしていました。
イメージはするけれども、実際のところはどうなのか。
体験してみるのも怖いしな、と思っていたところ、こんな本を見つけました。
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この本は、筆者が実際に2か月間路上生活した体験をルポ形式で綴ったものです。
いやはや、すごいことをするものです。
中身を読んでいくと、意外なことが沢山出てきます。
一部ネタバレになってしまいますが書いてみます。
- 東京都庁の棟と棟の間(の通り)で路上生活ができる
- 観光バスからの廃棄弁当が一部路上生活者に回ってきた
- 東京23区内だと毎日どこかしらで炊き出しの食事にありつける
- 区役所で無料シャワーを浴びることができる
- クリーニング店からの廃棄衣料が配布される
- 宗教団体等の支援組織が冬物衣料や寝袋をくれる
- 夏より冬の方が、路上生活をやりやすい
この本を読むと、日本において路上生活って案外イージーなんやなあと感じます。
生活を送る上での基礎となる衣食住のうち、衣食に関してはある程度カバーされているのが驚き。
まあこれは、路上生活者が多くて支援団体もきっちりと機能している東京だからこそでしょうが。
田舎で路上生活などやった日には、下手すりゃ警察に通報されるでしょう。
意外だったのは、箇条書きした最後の「夏より冬の方が路上生活をやりやすい」です。
イメージ的には冬の方が厳しそうですもんね。
凍死者が出たりとか。
でも、ずっと路上生活をしていると冬に入る前に寝袋やダウンベスト等の支給が支援団体からあるとのこと。
それらの支援なしにいきなり冬に路上生活を始めた人が凍死しているようです。
この本を読んで感じるのですが、路上生活者(ホームレス)と生活保護受給者とは全く異なるということ。
なんか、路上生活者の方が自由に生きている感じがあります。
金銭的にも生活保護の方が縛られている感ありますもんね。
路上生活者のなかにも、(年金等で)お金を持っている人がいたりしますし。
私が気になることとして、
- 犯罪リスク(ホームレス狩り、盗難等)
- 台風等の天災時の対応
- 人の目が気にならないか
- 物欲があるかないか
- 病気リスク
これらが解決できるならば、路上生活も案外いいかも、なんて思ったり。
最後の病気リスクについては、なったらなったでしょうがない、との開き直りがいるかもですね。
ではまた。
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