こんにちは
ネット記事を眺めていたところ以下のようなものを見つけました。
うん、確かに国民健康保険料は高いですよね。
私のような定期的な収入が無い者からも年2万円以上徴収しますし。
記事は低所得の人からも高額な保険料を取っているのが良くない、
税金投入をもっと増やすべし的な主張のようです。
健康保険制度は、税金を投入すればよい的な話ではないと私は思います。
だって税金を投入するなら、その税金は誰が負担するんだということに。
入る方を改善することが難しいなら、出る方を何とかするしかありません。
健康保険料が高額になるのは、
自分たち以外の医療費支払いまで負担させられているから
だと私は思っています。
具体的には、後期高齢者の医療費を現役世代がより多く負担させられているということ。
後期高齢者医療制度では、現役世代が医療費の4割を負担するとされています。
後期高齢者は1割、税金が5割を負担することになっています。
つまり、現役世代が負担させられている分を取り除けば、国民健康保険にしても企業の健康保険にしても、大幅に保険料を安くできるという訳ですよ。
後期高齢者の割合は、今後もどんどん増えます。
逆に現役世代の割合は今後数十年減り続けます。
上記の画像を見ても一目瞭然ですね。
これ以上、現役世代の負担を増やしていくと、まじヤバいと思います。
もう、高齢者の医療費は高齢者自身で負担していくしかないのではないかなと。
現役世代が負担させられている4割分。
いきなり全部高齢者負担にするのは無理でしょう。
だから数年ごとに1割ずつ現役世代の負担を減らし、最終的には税金が5割、後期高齢者の保険料負担を5割にして現役世代に頼らないことにすべきかと。
こういう論を展開すると、「年寄りの医療切り捨て!!」と言われがち。
いやいや、現役世代と高齢世代の割合が変わっているのだから、負担割合も見直ししていかないと制度自体が崩壊しちゃいますよ。
私の個人的意見になりますが。
- 高齢者の医療機関での窓口負担を増やす(最低3割)
- 高齢者の高額医療費制度を廃止
くらいは改革しないと、遠からず制度破たんでしょう。
私の意見を取り入れると、医療費破産する高齢者が出てくるかも?
そういう方は生活保護で医療費も丸抱えするしかないですね。
生活保護になるまでは、自分の資産を医療費にも使ってくださいってこと。
日本の個人資産は高齢者が大半を持っていると言われます。
ならば眠れる個人資産を有効活用してもらいましょう。
資産がある高齢者は、その資産で医療費を払ってもらう。
資産が無い高齢者は、生活保護で面倒を見る。
これしか日本の健康保険制度を維持する方策はないかと。
ではまた。
↓↓各ジャンルの他ブログが読めます↓↓