こんにちは
私は暇な時間があればいろいろな媒体の記事を読み漁っています。
その中で、新聞や雑誌に載っている家計相談みたいなものが結構興味を引きますね。
他人がどのようなやり繰りをしていてどのようなアドバイスを受けるのか、自分の家計の参考にしたいから。
今回のタイトルもそんな相談事例からです。
39歳夫婦、子供2人、貯金残高100万円
相談者は39歳の夫婦。
夫会社員、妻パート、子供2人(6歳、2歳)保育園児。
毎月手取り収入は夫婦と児童手当合わせて32万円ほど、ボーナスは年間60万円。
貯金残高が100万円。
賃貸アパート暮らしで家賃が月5万円ほど。
軽自動車1台保有。
支出を削って貯蓄を増やしたいとの相談内容。
それに対して光熱費、通信費、ガソリン代、食費、日用品費、被服費を削っていって貯蓄を増やすようにとアドバイスされていました。
私も支出と収入を見比べて、それくらいのアドバイスしかできないと思いました。
無駄に保険をかけているわけでもなく、レジャーや趣味等で浪費している訳でもなかったからですね。
この手の相談者の過去が気になる
家計相談って未来に向かってのアドバイスだから、過去どうだったとかの話は出ません。
でも今回の相談は気になりましたねえ。
まず、貯蓄が100万円しかありません。
相談者はアパートへの引越し代、それに伴う家具家電購入費用で貯蓄が減ってしまったと書いていました。
どうも2年ほど前に夫の故郷にUターンしてきたようです。
その背景も気になるところですけど、夫の両親の介護が必要とかではなさそう。
ならば同居するでしょうし妻がパートに行くこともない気がします。
夫も妻も39歳。
私と11歳違いです。
それで貯蓄が100万円ぽっちとか、私だったら不安で気がおかしくなりそうですね。
稼ぎ頭の夫に何か大きなアクシデントが起きたらこの一家詰みますよ。
なんでそれまで貯蓄してこなかったのでしょうか、この夫婦は。
大学を出たとしたら最大で17年間は働いているはずなのにこの貯蓄額はないですわ。
どんな過去を過ごしてきたのかすっごい興味はあります。
若いころからこつこつと貯蓄を積み上げることは大事です
他人の家計を見るとつくづく思います。
お金貯めるのって大変なんだなあって。
おそらく40歳手前になっても通帳残高がほとんどないという方は、若いころから貯蓄する習慣を身に付けることができなかったのでしょう。
私のリアル周囲でも、給料を貰ったらほぼ全部使うと豪語している人いましたし。
今の団塊世代であれば、老後の年金もある程度保障されていますし現役時代は使いたいだけ使って貯蓄はしないという生き方でも良かったかもしれません。
でも今後は老後に国がなんとかしてくれるという時代ではなさそうです。
自分で備えをしていないと、どうしようもなくなるでしょう。
そのためにも、就職してすぐからこつこつと少しづつでも貯蓄を積み上げていく必要があるかと。
まずは月1万円からでも給料から天引きして何らかの方法で蓄えを。
今なら積み立てNISAなんてものもありますし、とりあえず積み立てるなら職場の財形を利用する手もあります。
特に就職したばかりのころは給料も少ないし何かとお金が入用だし誘惑は多いしという悪条件はありますが、まずは習慣付けすることが大事かと。
「貯めるクセ」がついていたら、あとは月々の金額を増やしていけばいいので。
そう考えるとセミリタイアラーはいち早く「貯めるクセ」が付いた方が多いのではないでしょうか。
継続は力なりですので、セミリタイアを目指す方は、まずは毎月いくらと決めた額を積み立ててみてはいかが。
ではまた。
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