こんにちは
ここ数年、クマに襲われる被害をニュースで見ることが増えました
日本に棲息するクマは、本州以南のツキノワグマと北海道のヒグマ
ヒグマの方が身体は大きいです
そのヒグマに関して、北海道猟友会が出す通知が波紋を広げています
<独自>北海道猟友会がヒグマ駆除拒否へ 全71支部に通知検討 猟銃所持許可取り消し訴訟の高裁敗訴受け(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
なんと、ヒグマ駆除を要請されても拒否するよう、北海道内の全支部へ通知するよう検討しているとのこと
猟友会はハンターたちの組合みたいなもの
日本で合法的に銃を所持しているのは警察や自衛隊を除けば、公安委員会から許可を得ている人のみ
ハンターは許可を得て散弾銃やライフルを所有し、狩猟する人たち
クマを駆除することは本業ではありませんが、自治体や警察からの要請を受けて出動し、クマを撃つことで一般の人を助けてくれています
それなのに、なぜヒグマを駆除するのを拒否するようになったのか
ことの発端は、自治体の要請でクマを駆除したハンターさんが、建物に当たる危険がある場所で発砲したとして猟銃所持許可を取り消されたこと
確か、自治体職員や警察官もハンターさんの近くにいて、彼らの了解を得て発砲したのに許可取り消しかよ!と訴訟に
地裁ではハンターさんが勝訴したものの、高裁判決で逆転敗訴
猟銃所持許可は取り消されたままになります
自治体の要請でクマを撃ったのに、それゆえに猟銃を取り上げられるのはおかしい!と猟友会が声を挙げた格好
今後はヒグマを警察なりで駆除してくださいねってことみたい
でもねえ、警察官の持っている拳銃じゃあヒグマをしとめるのは無理っしょ
無理だから警察もハンターにヒグマを撃たせていたわけで
それなのに、猟友会と敵対するような処分してどうするんですかね
今後は北海道民はヒグマが出没しても、自分たちで身を守らないといけないみたい
私は北海道は旅行で行ったのみで住んだことはありませんが、お役所の杓子定規なやり方で不利益を受ける住民が不憫だなと感じたのでこの記事を書きました
ではまた
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