48歳からのセミリタイア日記

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精神障害者は犯罪リスクが高いか

 

こんにちは

 

私が拝読させていただいているももはなさんのブログ記事でこのようなものがあった。

however-down.hatenablog.com

 

いいたいことはわかる。

よくわかる。

でもちょっっと引っかかる部分があったんだよね。

 

そこで引っかかる部分を自分でまとめてエントリーしようと思っていたところ、これまたいつも拝読させていただいている猫pさんに先を越された。

nkobi1121.hatenablog.com

 

私が考えていたことを猫pさんがだいたい書いてくれている。

ただ、もし精神疾患を持つ人を即、犯罪者予備軍のように捉えてしまうことがあれば、そこには論理の飛躍があると私は思う。

なのでもうあまり書くことが無くなってしまった。

 

でもまあ、猫pさんは精神科医の立場から書かれておられるから、私は精神疾患を持つ人の立場から書こう。

 

 

 

 

私は精神疾患を持つ人です 

私の精神疾患歴は長い。

何しろ初診は2007年。

当初は強迫性障害と言われていたが段々症状が悪化し、うつ病と診断された。

服薬した薬は抗うつ剤では三環系、四環系、SSRI、SNRIとコンプリート。

ベンゾ系抗不安剤に眠剤。

さらには抗精神病薬までがっつりと投与されていた。

服薬歴は足掛け10年以上、ほぼ自分の身体で人体実験していたようなもの。

特にベンゾ系薬剤の長期投与に関しては、私を経過観察していたら論文1本書けたのではなかろうか。

 

もし私が犯罪を犯したら、間違いなくセンセーショナルな見出しが躍るね。

「元〇〇省職員、無差別に〇〇。」

「精神科への長期通院歴あり」

とね。

 

ちなみにタイトルには精神障害者と書いたが、私自身は精神疾患を持つ人とする。

ももはなさんのブログタイトルに精神障害者の文字があったから書いたけど。

私が考える精神障害者とは、精神障害者保健福祉手帳を所持している者。

ざっくりいうと県や政令市が「あなたは精神疾患持ちですよ」と認定してくれているようなもの。

私は手帳持ちではないので、以後も精神疾患を持つ人とする。

 

精神障害者は危険か 

さて、ももはなさんのブログではいかにも精神障害者(精神疾患を持つ人)は危険とのニュアンスに読める。

無差別殺人を起こすリスクが高いと考えているのだろう。

 

確かに無差別殺人者が精神疾患を患っていたことは否定しない。

ただし、そのことが精神疾患を持つ人全員が無差別殺人者となりうることを証明するわけではない

簡単に言うと、

無差別殺人者精神疾患を持つ人 は正。

だからといって、

精神疾患を持つ人無差別殺人者 は正ではないだろう。

 

猫pさんが書かれているが、精神疾患を持つ人はおよそ300万人。

これに対して年間の殺人件数は1000件強。

殺人件数のなかで無差別殺人は年間6、7件。

精神疾患を持つ人のなかで無差別殺人を起こす確率はわざわざ出すまでもなく極小。

あえて計算すると、0.002%ほどか。

母親が子供を殺した件数の方がよほど多い。

毎年数十人の子供が母親に殺されている。

 

だけども確率の話ではないのだろう。

それは理解できる。

ゼロではない以上、対策をするという考え方もありだ。

日本全体で1年間に6、7件。

この日本で、時間軸と空間軸を考えても無差別殺人に遭遇するのは奇跡的と思われるにしてもだ。

 

健常者と精神疾患を持つ人

ところでみなさんは自分のことをどちらと思っている?

健常者?精神疾患を持つ人?

今自分が健常者と思っている方も、いつ私たち側に来るかわからない。

なにしろ私が精神科を初受診したのが38歳だからね。

私健常者、あなた精神疾患を持つ人なんて一生固定できないよ。

 

ももはなさんが経営されておられる会社の社員もいつ健常者からリバースするかわからない。

そうなったときに、それを理由として配置転換とかするのだろうか。

ももはなさん当人がリバースしたときには?

可能性はないとは言わせない。

日本の人口比で言うと精神疾患の患者は日本人の約3%。

表に出ている人数がそれだから、暗数(表に出ていない数字)を含めるともっと。

そう考えると、会社としてメンタル対策は必須だろうね。

 

さいごに 

つらつらとおもしろみの無い文章を書いてしまった。

ちょっと感情的になっていることは否定しない。

最後まで読んでくれたみんな、ありがとうね。

 

ではまた。

 

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