48歳からのセミリタイア日記

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私が新型コロナウイルスに感染すると悲惨な末路を迎えるかも

 

こんにちは

 

新型コロナウイルスは全世界的流行(パンデミック)になっており、日本でも患者は増え続けている。

今の所福岡県での感染者は3名に留まっているが、人の移動がある以上いつ数字が跳ね上がるかわからない状況。

 

私は現在は健康体であると自負しているが、今の状況だといつウイルスに感染してもおかしくはない。

数日間発熱があったり咳が止まらなかったりしたときには、速やかに医療機関を受診したいと思っている。

 

 

 

ところが、本日に気が重くなるブログ記事を読んだ。

私が敬愛する精神科医ブロガー、猫pさんの以下の記事だ。

nkobi1121.hatenablog.com

 

一部を引用する。

いつも精神科医と精神疾患を持つ患者さんはことあるごとに差別される。精神科医は何かと目の敵にされ、精神科医の診察は99%が誤診なんて本がベストセラーになり、いつも叩かれる。そして精神疾患を持つ人は、事件を起こした犯人に精神科通院歴があるとわかるや、精神疾患持ちは怖い、と。精神科医も精神疾患患者も社会的スティグマを被っている。そこにコロナによる差別がかぶさると、差別の構造がいっそうあらわになる。

この告白は、重い。

精神科の受診歴がない、精神科と関りがない方にはピンとこないだろうけど。

猫pさんがこんなことを書いたのは、現在働いている病院が大変な事態になっているからだ。

肺炎が重症化しそうな患者さんがいても、精神科医である猫pさんの要請だけではきちんとした設備のある病院への転院がかなわない。

専門家のお墨付きを経て、ようやく交渉できるとのこと。

 

自分の病院に入れたくないのはわかるとして、何で誰も助けようとしてくれないの?

猫pさんの魂の叫びにも聞こえるこの一文。

私の心には深く突き刺さった。

 

誰も助けようとしてくれない

 

心療内科(という看板だが実質は精神科)に通院しているという事実が分かった途端、私もそうなるのだろう。

いくら大丈夫だと説明したところで、私は一般社会においては〇〇〇〇認定なのだ。

(伏字には放送禁止用語の4文字が入る)

〇〇〇〇扱いだと一般病院への入院を断られるかもしれない。

そのことを一番始めに思い知ったのは、大学のときの先輩から生命保険の勧誘を受けたときだった。

通院していることを告げると、「ああそれならだめだ。保険には入れない。」と言い放たれ、それっきりその先輩からの連絡は途絶えた。

私は〇〇〇〇だから用は無いという、死刑宣告にも似た扱いに愕然としたものだ。

 

もし私が新型コロナ感染の疑いで医療機関を受診するときには、既往歴を隠ぺいする必要があるかも。

よほどの重症でもない限り入院はできません自宅療養でとかなりかねない。

ただの風邪ならそれで問題ないが、新型コロナに陽性ならばやはり入院して治療してほしいのだ。

さもなくば、ひとり暮らしの私は自宅療養となると何にもできなくなってしまう。

コロナウイルスを拡散するわけにもいかないために買い物でさえ出かけることが憚られるうえに、もし重症化してしまっても医療機関へのアクセスが遅れてそのまま・・・、なんていう悲惨な末路を迎えかねない。

となると事前準備がいる。

今持っているお薬手帳は廃棄しておこう。

過去の投薬状況から私の受診歴がバレかねない。

まさか国民健康保険の方から受診歴の通知が病院に行くということはないだろう。

こんなことまで気にしないといけないなんて、日本社会における差別の根深さと不寛容さに改めて気付きを得ることができただけ収穫なのだろうか。

いやあ、こんなこと、できれば知りたくなかったなあ。

 

ではまた。

 

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