48歳からのセミリタイア日記

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狂人につける薬は有るのか

こんにちは

 

ご存知の方も多いでしょうが、昨日痛ましい事件が起きました。

事件で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、その他被害に遭われた方には謹んでお見舞い申し上げます。

 

 

次々と刃物関係の事件が

5月28日は次々と刃物関係の事件が起きました。

2件目の事件は最初の事件に触発されたのかもしれません。

 

川崎 児童ら18人襲われ2名死亡

headlines.yahoo.co.jp

事件は朝の通勤通学時間帯に発生。

51歳の男が包丁で次々と人を刺し、小学生の女児と30代の男性が死亡。

3名が重傷を負い、その他けが人多数。

犯人は自分を刺してその後死亡。

 

さいたま 刃物男に警官が発砲

mainichi.jp

事件は午後2時すぎに発生。

男が倒れているとの通報で駆けつけた警察官に刃物を持った男が向かって来たため、空に威嚇射撃後本人に向けて発砲。

刃物の男の腹部に1発命中し、その後男は死亡。

 

どんなに対策を取っても狂人は犯行に及ぶ 

今回の川崎の事件は子供が犠牲になりました。

いつもこの手の事件が起きるたびに子供を危険から防ぐ手段がなかったのかと、学校やその他関係者が痛くもない腹を探られます。

 

今回の事件に関しては、学校側や保護者側には全く落ち度はありません。

学校は子供の安全を図るためにスクールバスを用意。

バス停には学校の教師を配置。

保護者は子供をバスに乗せるためにバス停まで見送り。

バスの運転手は警棒を装備していたとの情報もあります。

つまり子供を守るための対策は怠りなくされていたのです。

でも今回、犯人が50代、亡くなった男性は30代。

体力的に勝っている方でも凶器の前には無力ってことです。

 

普通、この手の犯人は弱いものを狙うといわれます。

しかし今回の犯人はまず大人2人に切りつけているのが特異です。

その後並んでいた子供たちに向かってきたとのこと。

大人子供無差別という手当たり次第の犯行に見えます。 

また今回は犯行後に逃げることもせずその場で自殺していますね。

ほとんど自爆テロじゃないですか。

逃げる手段も考えない無差別特攻の狂人を防ぐなんて、どんなに手を尽くしても限界があります。

 

さいたまの事件もよくわかりませんね。

空に威嚇射撃までしているのに男は刃物を持ったまま警官に向かってきたようです。

これも狂人としか思えませんね。

それか自殺志願者?

 

 

 

いかにしてマスコミが物語を作るのか 

川崎もさいたまも犯人は死んでしまいました。

さいたまは被害者がいないのですぐに忘れられてしまいますかね。

一方川崎のほうは、特に子供が亡くなっていますので、いろいろとマスコミが取り上げるのでしょう。

特にワイドショーで。

犯人の経歴がわかりませんが、無職かなあ。

すると無職のオッサンが子供を狙ったということで、マスコミがいろいろと物語を作りそうな気がします。

借金苦だったのか、薬物やアルコール依存だったのか、児童性愛嗜好があったのか、精神疾患だったのか、などなど。

そして、行政が悪い、何が悪い、社会がそういった人へのフォローがとか、テレビでコメンテーターがいかにもな顔してしゃべるんでしょうか。

そういった層への処方せんを考えないといけないんだよといわんばかりに。

 

狂人につける薬はない、完全な対策は不可能

はっきりいいましょう。

無駄です。

そんなうまい手はありません。

 

世の中、借金苦、薬物やアルコール依存、児童性愛嗜好、精神疾患、それぞれたくさんいるでしょう。

でもほとんどの大多数はこんな凶悪犯罪をしようとは思いません。

だから、原因を何かに求めるのは無駄なんです。

 

普通は、原因があるから結果があります。

でも、原因が無くても結果を作っちゃう人だっています。

だから狂人と呼ばれます。

どんなに対策を練っても、狂人はやらかしてしまうんです。

 

結局、確率論の世界。

狂人に襲われる確率。

はっきり言って、宝くじの1等に当たる確率より低いですね。

隕石が頭に落ちてくる確率よりは高いか。

 

こんな事件に遭遇したら運が悪かったと思うしかありません。

だってこの手の犯罪から子供を守るすべはほぼありませんよ。

そりゃ、アメリカ大統領並みの警備をすれば防げるでしょう。

でも現実には不可能でしょ?

 

もちろん犯人には自分の行動に対する責任がありますね。

刑事のほうでは処罰の与えようがありませんが。

せめて民事の賠償責任はしっかりと取ってもらわないと。

今回は犯人がもう死亡していますが、犯人の家族が肩代わりするしかないでしょう。

 

 

 

私たちは祈ることしかできない

私はかつて、児童が死亡した事件に対して怒りをぶちまけた記事を書いたことがあります。

luna3018.hatenablog.jp

 

これは対応をきちんとすれば防げたのにという思いがあったからです。

 

今回の事件については、何をすれば防げたのにというのはありません。

そりゃ犯行をする人がいなければこんなこと起きませんよ。

だけど1億人も人口がいればひとりやふたりのイレギュラーもできます。

そんなイレギュラーが狂人化して人を襲うんです。

それをいちいち探して芽を摘むって到底無理。

もしそれができるという人がいたら、その人は他人にレッテルを貼り攻撃することをなんとも思わないレイシストです。

その人こそが別の意味で要注意です。

 

なら私たちはこんなときどうしたらいいのでしょうか。

もう被害者のことを思って「祈る」しかないんじゃないですか。

私は無宗教ですから神や仏に祈る趣味はありませんが、 これは別。

 

改めて、犠牲者の方々には深く祈りを捧げます。

 

ではまた。

 

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