こんにちは
昨年、日産元会長のカルロス・ゴーン氏が逮捕されたことを記事にしました。
私も日産の株主ですからその後の状況が気になっていたところです。
そうしていたところ、このニュースを聞いてびっくりしてしまいました。
カルロス・ゴーン元日産会長保釈
日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(64)が6日、東京・小菅の東京拘置所から保釈された。2018年11月の逮捕以降、勾留は108日に及んだ。全面無罪を主張する元会長は弁護団と共に公判の準備を本格化し、法廷での検察との対決に備える。日産の社内調査による不正疑惑を否定し、新体制の確立を急ぐ経営陣への批判を強める可能性もある。
3月6日付日本経済新聞電子版より引用
これを見て改めて知ったのですけど、勾留が108日続いたのですねえ。
保釈の条件
今回の保釈には条件がいろいろと付いています。
まず、保釈金10億円。
すごいですねえ。
10億円取っておかないと、国外逃亡するという認定をされたも同然です。
このお金は逃亡したりすると国に没収されますから。
ゴーン氏が万一フランスに逃げてしまったりしたらこのお金はドブに捨てることになります。
さらに東京都内に滞在地を指定し、そこに監視カメラを取り付ける。
さらにパソコン・携帯電話等の通信制限も付いているようです。
これは証拠隠滅を防ぐということですね。
逆に言うと、ここまでしないとゴーン氏は証拠隠滅を図るということですね。
ゴーン氏の変装が話題に
ところで、ゴーン氏が保釈されたときの服装が話題になっています。
なんと、保釈されて拘置所を出てくるときに変装していたというのです。
ニュース等で写真や映像を見ればすごい変装だなと思います。
帽子をかぶり、マスク、作業着を着て反射ベストまで装備。
すごく凝ってますねえ。
おまけに作業着と帽子の色が合っていない!
これ、帽子については使われていた会社が特定されました。
ゴーン被告の変装帽子は埼玉の会社の作業帽 担当者「びっくり」https://t.co/4rxTEUawKm
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年3月7日
→ゴーン被告が変装でかぶっていた帽子は、日本電装でかつて使われていた作業帽
→担当者は「何の連絡もない」と困惑
→日産やルノーとの取引もない
埼玉にある車両整備会社でかつて使われていた作業帽らしいです。
どこで手に入れたのでしょうね、この帽子。
そして作業着ですが、 写真を見る限り「ハウジング」という文字が読めます。
ハウジング、の前は反射ベストに隠れて読めないのです。
ただ、〇〇ハウジングという会社から了承を取って借りてきたのかどうかわかりません。
帽子については会社のほうには使用についてなんら連絡なかったようですから。
この格好で、スズキの軽バンに乗り込み拘置所を後にしたようです。
日産関連じゃない車を使うとはカッコいいです。
それにしても、ここまで変装してもメガネの奥の鋭い眼光は隠せていません。
目の部分だけでゴーン氏ってわかっちゃいますね。
この秋のハロウィン。
この変装コスプレが街に大発生する予感しかしません。
おら、わくわくすっぞ!(ドラゴンボール風)
今後の裁判の行方
今後の裁判どうなるでしょうかね。
もし無罪になった日には、検察特捜部の権威は地に落ちますね。
しかしゴーン氏の返り咲きは難しいかもしれません。
なにしろ、裁判は何年もかかるでしょうし。
もう日産の親会社ルノーもゴーン氏を会長から解任していますしねえ。
まあ一株主の私は裁判の行方を見守るのみです。
ではまた。
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