こんにちは
過去に何回か記事にしている持ち家賃貸論争。
ネットを巡回していて面白い記事を見つけた。
まるで私が書いたかのような主張だが、雑誌などに寄稿した覚えは毛頭ないのであしからず。
想像以上に厳しい「老後の住宅事情」
雑誌がネットにアップしている記事のようだ。
まあ客寄せだね。
ネット記事を読ませて知名度上げるという。
やり方の是非は置いておくとして、主張が面白い。
結論として、
親から相続できる人以外は家を購入すべし
とあるからだ。
現役のうちに家を購入しないと最悪の場合住む場所を失う懸念があると。
年金の受給額は下がる 支出は減らない
年金の受給額は、今後間違いなく下がります。少ない年金の中から毎月5万円や10万円の家賃を払い続けるとしたら、家計は相当厳しくなります。しかも高齢になれば、医療費などの支出も増えます。
リンク記事より引用
まさにそのとおりだと思う。
年金財政は厳しくなる一方。
マクロ経済スライドが発動して必ず将来の年金支給額は減っていくだろう。
一方で支出はどうか。
セミリタイアしている方で、老後だんだんと支出が減るという想定をしている方は一定数おられると思うのだが、私は老後の支出は今よりあまり減らないと思っている。
そのことについては一昨日記事にしている。
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やっぱり年を取ると楽をして生活したい。
楽をするにはお金かかるからね。
収入が減り支出が減らないのであれば、せめて住居にかかる費用は抑えたいところ。
その点、持ち家だと維持費だけの負担で済む。
高齢者は賃貸住宅を借りにくくなる
「これからは少子化で空き家が増えるから、今より安く部屋を借りられるようになるのでは」と楽観的に考える人もいますが、現実は甘くはありません。
賃貸物件の大家は、部屋を高齢者に貸すのを敬遠します。「安定した収入がないので、家賃が払えなくなるかもしれない」「万が一のことがあると事故物件になる」などが理由です。特に単身の高齢者は、入居審査の時点でかなり厳しく選別されます。持ち家がなく、賃貸物件にも入居できなければ、住む場所がなくなってしまいます。リンク記事より引用
「特に単身の高齢者は、入居審査の時点でかなり厳しく選別されます」
の部分は刺さったね。
将来の私はまさに単身の高齢者になる。
大家は単身高齢者に部屋を貸すのを敬遠するらしい。
私もそう思う、というか以前の記事でもそう主張している。
自己資金があればリタイア時購入でもよい
記事によると、ある程度の自己資金があれば定年前後まで賃貸で生活し、子供が独立した時点で夫婦で住める小さな家やマンションを購入するのも一つの選択肢とのこと。
これをセミリタイアラー向けに読み替える。
リタイア時点まで賃貸で生活、キリの良い時期に自分の身の丈にあった家やマンションを一括購入
という感じか。
これがベターなのかもしれない。
ベスト、と言い切らないのは本当に一番良いかわからないから。
でもかなり良い選択肢なのは間違いなさそう。
ただ、持ち家にも当然様々なリスクが潜んでいる。
それを理解したうえでどちらを選ぶのか。
後悔しない選択をしたいね。
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