こんにちは
みなさんは”催眠商法”をご存じですか
催眠商法とは、高齢者などを臨時に借り上げた会場に集め、初めはパンや卵やお菓子などをほとんどタダみたいな金額でバラまき、参加している高齢者の気分を高揚させたところで高額商品(羽毛布団、〇〇治療器、健康食品など)を売りつけるもの
催眠商法は、悪徳商法のひとつとして以前から問題になっております
というか、数十年前から催眠商法ってあるかも
相当な昔にそういう話を聞いた気がするけど、ネット全盛の令和ではそんなやり方は絶滅しているかと思っていたけどそうじゃないみたい
自治体のHPでも注意喚起がされています
HPで注意を呼び掛けても、一般にターゲットであろう高齢者には届かないと思うんだけど、どうなのかなあ
消費生活センターなどの窓口では結構な数の相談が来たりしているみたいですね
で、なんで本日の記事で催眠商法を取り上げているかと言うと、数日前に「現場」に遭遇したから
車で外出していたんですけど、いつもは駐車場に車が停まっているはずがない空き店舗に沢山の車が停まっているところに通りがかったんです
急いでいた訳ではないので、興味本位で私も駐車場にイン
すると、ちょうどその店舗から人が帰っていくところでした
出てきた人たちはみな高齢者
そして、手にはパンやらお菓子やら抱えています
見送る店員風の男性たちは、ハッピを着てやたらテンション高く高齢者に接しています
なぜか「バンザーイ」などとやりだすハッピ男性まで
元空き店舗の方を見ると、元々ガラス張りで中が見通せる構造になっているのを垂れ幕か何か張って中を覗けないようにしています
ここでピーンと来ましたね
これ、催眠商法じゃね??
しばらく駐車場で車の中にいて待機していると、高齢者方はみな車で退出
ハッピ男性たちも店舗に引っ込んでいきました
そおっと店舗の様子を伺ってみると、入口から中が少し見えました
入ってすぐに靴を置く棚があり、どうも来客者は靴を脱がないといけないようになっているみたい
そしてその奥に大きなモニターと向かい合わせに椅子を20脚ほど並べてました
はい決まり、催眠商法だわ
靴を脱がせるのは催眠商法の定番
ほとんどの店は靴なんて脱ぐ必要ないですもん
わざわざ靴を脱がせて逃げにくいようにしているという
今回の催眠商法が雑だなーと思ったのは、「会場」の看板が元の空き店舗のままなこと
いかにも「数日だけ借り上げてます」感満載なんですけど
気分を高揚させて高額商品を売りつけるって昔から聞くので、分かっているけど買っちゃうのかも
ちなみに、クーリングオフが効く場合には契約後8日以内に解除が可能
「会場」に誘い出されているからクーリングオフが使えるかわからないけど
とりあえず、親がこういう商売に引っかからないよう気をつけたいですね
ではまた
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