48歳からのセミリタイア日記

48歳でFIRE達成!! 国家公務員を辞めてただいまセミリタイア生活を満喫中です。生活、資産運用、旅行、その他いろいろ。

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客を侮辱する店員は情弱ビジネスから生まれる

 

こんにちは

 

新年早々、ある携帯電話販売店のニュースが世間を騒がせました。

 

 

始まりはひとつのツイートから

 

これ、私のタイムラインにも流れてきたので画像も見ましたが、目を疑いましたね。

まさか客商売している者がお客様に対してそんなもの渡すかよ、って話で。

おまけに書いているの店長ですよ、その店の責任者。

ありえませんね。

当然ながらツイートは拡散し、世間の周知するところに。

そしてついには運営会社が謝罪するところまで話は大きくなりました。

来店客を“クソ野郎”と侮辱する不適切メモで炎上した「ドコモショップ市川インター店」を運営する兼松コミュニケーションズとNTTドコモが謝罪 (1/2)

 

 

 

起こるべくして起こった事案

接客側の店員があろうことかお客様を「クソ野郎」と陰で呼んでいた。

でもこれはありがちだと思いませんか。

なにしろ、日本は「感情労働」を強制する職場が多すぎるので。

このことは私は過去記事で触れています。 

luna3018.hatenablog.jp

 

日本の店ではどんなに「クソ客」だろうと笑顔で接客しなければなりません。

そりゃだんだんストレスも溜まろうものですよ。

気に入らない客には不穏な感情を持つのもやむを得ないかも。

 

と、まともな商売をしている企業相手なら考えるかもしれません。

でも、その企業がまともでないとしたら、どうでしょう。

 

客への侮辱をノルマ達成に利用する企業

問題はこの企業の体質にあるかも。

おそらく、この店長が所属する企業にこれらの行為を黙認するような風土が蔓延しているんですよ。

ネットでは「クソ野郎」という言葉だけに反応している方が多かったですが、大事なのはその後。

  • 新プランに変えてDisneyはベタ付け
  • いちおしパックつけてあげて下さい
  • 親が支払いしてるから、お金にムトンチャクだと思うから話す価値はあるかと

要は、店側がクソ野郎認定できるような「情弱客」には、求めていないサービスもどんどん押し付けちゃおう!!ということ。

おそらくこの店舗に限らず企業全体がこんな感じの営業なんでしょう。

厳しいノルマを課せられると現場は疲弊します。

現場から不平不満が出ないよう、

客を侮辱したり見下したりというのを黙認します

従業員は客に対して優越感を持って上からぐいぐい押しノルマを達成してください

とう風に持っていっていたり。

自分たちの職場環境のクソさを企業努力で改善するのではなく、客をスケープゴートにすることで精神的ケアと営業ノルマ達成という一石二鳥を図っているとも言えます。

 

 

 

情弱を狙う企業は日本にはまだまだたくさん

こういう情弱を狙う商法を展開する企業は携帯販売だけではないです。

例えばPCデポ。

情報に疎い高齢者をなかば騙すような形で高額商品を売りつけていました。

それに各種訪問販売。

最近ではリフォーム詐欺などが話題ですが、まさにそうですね。

こういうところの従業員メンタルとしては、

情弱は自分たちより下の存在、トークで打ち負かして稼いで何が悪い!!

というもので、全く悪びれるところがないでしょう。

そしてその究極形態が特殊詐欺ですね。

情弱が高齢者に変わっただけで。

 

本来は莫大なノルマと劣悪な職場環境の原因は企業が作っているんですけどね。

それを従業員と客とを戦わせることで自らはいい子ちゃんになろうという姑息さ。

ほんと、日本はクソな会社が多いですね。

そんな会社とはおさらばしましょ。

そう、セミリタイアしかないですよ。

 

ではまた。

 

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