こんにちは
私は今年49歳。
来年50になるアラフィフ。
セミリタイアしてから、自分の最期をどのように迎えるか考えたりすることもある。
このことは世間の関心も高く、また社会問題になりつつあるせいかNHKなどでも特集されるようになってきている。
- 「延命か自然な死か」 家族に迫られる重い決断
- 認知症になると意思表示ができず「透析のために生かされる状況に」
- 延命か自然な死か 救急医療現場では
- 延命治療について 私の希望
- 延命治療拒否のカードでも作るかな
「延命か自然な死か」 家族に迫られる重い決断
人生の最期をどのように迎えるか――。自宅で穏やかな死を迎えたいと希望していても、必ずしもそうなるとは限らない現実がある。認知症になって本人の意思がわからないまま人工透析を続けたり、看取りの段階で救急搬送されて終わりの見えない延命治療に突入したり。そんなケースが頻発しているという。
自宅で穏やかな死を迎えたいという人が多いだろうに。
人生なかなか思うようにいかないものだ。
認知症になると意思表示ができず「透析のために生かされる状況に」
記事では、人工透析の事例が出てくる。
高齢者の場合、人工透析中に血圧が急降下する「透析困難症」を抱えるケースが多い。
以前ならそのようなケースではそれ以上の治療を断念していた。
すると患者は亡くなる。
だが、現在の医療技術だと衰弱した80代90代の患者でも昇圧剤の投与を行うなどして透析をギリギリまで続けられる。
2016年末現在で人工透析を受けている80代以上は約6万人いる。
記事中、例に挙げられていた病院で透析を受けている入院患者70人中9割が認知症。
認知症だと透析を続けるかどうかの意思確認が出来ず、亡くなるまで透析治療を続けることになってしまう。
医師曰く、
「透析のために生かされる状況になってしまう。」
何時間も機械に繋げられて透析するのきつそうじゃん。
それを週3とか4とかやらないといけないんでしょ。
今このときならともかく、75過ぎたらそこまでして長生きしなくてもいいわ。
延命か自然な死か 救急医療現場では
救急医療の現場では、80代90代の高齢者が救急車で運ばれてきて悩みが生じているようだ。
そりゃそうだね。
救急医療ってとにかく命を助けることが要求される。
若年者が担ぎ込まれてきたら当然救急医療で命を助ける。
しかし、衰弱した高齢者が運ばれてきたら、回復の見込みのない延命治療を延々と施すことになる。
たとえ本人が延命治療を望んでいなかったとしても。
そのときに本人が意思表示できる状況になく、家族が思わず救急車を呼んでしまったりするそうだ。
一度人工呼吸器を付けたりして延命治療を始めると、途中で外すことは過去には殺人罪に問われるなどのことがあったため難しかった。
最近では回復の見込みがない場合に、人工呼吸器などの延命治療を止める選択肢を家族に提示する病院が出ているようだが。
延命治療について 私の希望
私ははっきりいうと一切の延命治療はして欲しくない。
私の希望は延々と長生きすることではなく、病気で苦痛をなるべく味わうことなく一生を終えることだからだ。
だから、終末期医療で痛み止めなどはばんばん処方して欲しいが、寿命を先延ばしするだけの延命治療は望まない。
もし自宅で心筋梗塞や脳梗塞で倒れたときには、独身ひとり暮らしゆえ誰も救急車を呼んでくれる人はいないので希望通りそのまま逝けるだろう。
そこまで切迫しない事態の場合でも、今存命している家族には延命治療は一切希望しない旨伝えているので私の希望は叶うと思う。
だが、万が一外出先で倒れて救急車を呼ばれてしまったときには、意に反する延命治療を受けてしまう可能性がある。
やばいね。
どうしたらいいだろう。
延命治療拒否のカードでも作るかな
私の意思である延命治療拒否で一番問題になりそうなパターンは、外出中に事故や急病で救急車を呼ばれてしまうこと。
それに対しては、延命治療拒否と書いたカードでも携帯するしかないかなあ。
現在の自動車運転免許には、脳死時に臓器提供意思を問う欄がある。
そこに延命治療の要否を問う欄を追加してもらえないだろうか。
結構良い案だと思うんだけどな。
運転免許証の要件を変えるのには法令改正が必要だから、臓器提供意思カードのように専用のカードを作った方が良いのかな。
でもたぶん、医療費抑制の問題から今後この手のカードが普及しそうな気がする。
ではまた。
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