こんにちは
2021年12月に北海道旅行に行ってきました。
そのときに、網走市の網走監獄を見学してきましたので紹介します。
網走監獄
網走の監獄、行ったことは無くても話に聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。
刑務所の代名詞のようなものですからね。
網走監獄の正式名称は、博物館網走監獄。
そう、博物館だったんです。
名前からするといかにも刑務所なのですが、網走監獄は昔刑務所として使われていた建物を博物館として移築したものなんです。
現在の網走刑務所は、網走監獄から数キロ離れたところにありまして、網走市街地から監獄へ向かう途中に、レンガ造りの壁を見ることができます。
網走監獄へは、網走駅前からバスに乗っていきました。
私が行ったときには網走監獄まで行けるバスは1日4往復でしたが、時期によりもっと便数が増えるようです。
また、無料駐車場が完備されていますのでレンタカー等の方がアクセスしやすいです。
網走監獄へ入獄
ではでは、網走監獄にいざ入獄します。
実は、監獄の外に「監獄食堂」という施設がありまして、そこで「監獄食」なるものを食べることができるということで、楽しみにしていたんです。
ところがこの案内表示。
なんと私が訪問した時には食堂休業と・・・
仕方ないので空きっ腹を抱えたまま正門へ。
正門内には、面会者の待合室があります。
この辺鄙な網走の地まで面会に来るだけでも大変だったでしょうね。
正門をくぐると、正面に旧庁舎が。
私はそのまま左に曲がって道なりに進みます。
少し歩くと職員宿舎。
監獄職員(看守)の暮らしぶりを人形を置いて説明しています。
網走監獄では、囚人だけでなく看守にとっても厳しい暮らしとなっていたようです。
その先にあるのは休泊所。
休泊所というのは、囚人に塀の外で日帰りできない作業をさせるときに泊まらせる場所として設けられた仮小屋です。
囚人たちは休泊所内で雑魚寝を強いられていたようですね。
囚人たちは、丸太を枕にして寝ていました。
朝になると丸太の端を叩き、囚人たちを文字通り叩き起こしていたようです。
さて、メイン施設を見に行くことにしましょう。
旧網走監獄舎房。
囚人が寝起きする場所です。
ここは、中央に見張り所があり、そこから放射状に5本の舎房が伸びています。
見張り所に看守を置けば、5本全ての舎房を見張ることができるという優れた設計。
雑居房ではこんな生活をしていたよう。
各舎房には廊下にストーブが備えられていたようです。
ただし、ストーブを炊いても寒いときにはマイナス7度までしか気温が上がらないこともあったよう。
第三舎は独居房です。
独居房ではこのような感じで囚人が入れられていたようです。
天井を見上げると、脱獄王が!!
舎房の外には、浴場も復元されています。
その近くには、レンガ造りの独房も。
窓が無く、扉が閉められると中は真っ暗になるそうです。
あと、少し離れた場所に移設されている、旧網走刑務所二見ケ岡刑務支所も見学。
こちらでは、映画「刑務所の中」のロケが行われたとのこと。
こちらでも人形を使って当時の様子を再現しています。
当時使われていた、拘禁用具なんかも展示していました。
こんなものには一生お世話になりたくないです。
いやー、なかなかこういうものを見る機会ないですから、勉強になりました。
現代の刑務所は網走監獄のころよりはマシなのでしょうが、私としては刑務所のお世話にはなりたくない!!って強く思いました。
読者の皆様も、網走に行かれた際にはぜひ網走監獄に行ってみてください。
なかなか刺激的ですよ。
ではまた。
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