こんにちは
昨日の記事の続きです。
私は、多様性という言葉が好きでした。
でも最近はこの言葉を使うことに躊躇いがあります。
それは「多様性」という言葉がヘンテコな使われ方をしているから。
様々なところで多様性という言葉が使われています。
人種や性別、LGBTQなどなど。
いや、それ自体は私も大いに賛同するものでありますよ。
でも、それを声高に主張している界隈って、本当に多様性を尊重しているの??
彼ら彼女らは、「多様性」を根拠に自らの発言を正当化しつつ、自らの考え方と違う界隈については非常に攻撃的になり、排除しようとします。
最近では、某メンタリストがYouTube上でホームレスや生活保護者に対してネガティブ発言したことが炎上しました。
私だったら、「ふーんそんな個人的意見もあるんだね」ですが、炎上させた界隈は某メンタリストへの攻撃をヒートアップさせ、本人が謝罪動画を公開した後も鎮火しませんでした。
SNSには、「某メンタリストのYouTubeアカウントをバン(削除)させよう」なんて気持ち悪いものまであったり。
え、あなた方、その発言の対象者なの?
他者の収入にまで影響が出る主張は、実名顔出しでやったらどうよ?
また別の話としては、名古屋市長が五輪の金メダルをガブリと嚙みついたということもありました。
これについても批判が殺到。
で、名古屋市長が謝罪会見をしました。
さらには、市長報酬を3か月分返上するそう。
あとは金メダルの所有者が納得すれば良いのではないかと私は思います。
でも、界隈は許せないんですかね。
謝罪会見の後も、「あの市長は許せない」「辞職するべきだ」との声が多数。
記者会見の席上で、「辞職を考えていないのか」と繰り返し詰め寄っていた記者までいました。
上記2つの話をなぜ書いたのか。
それは、多様性を本当に持っているかどうかがわかるから。
某メンタリストにしろ某名古屋市長にしろ、そういう考え方をする人もいるんだな、そういうヤンチャな行動をする人もいるんだな、とするのが本当の多様性なんじゃないですかね??
彼らが日本の法を犯したのならば別ですが、そういうわけでもない。
犯罪者でもない特定の人物を、自分の「お気持ち」に沿わないからと攻撃する。
それって「多様性」ですか?
自分たちの主義主張は「多様性」の名のもとに他者になかば強制する。
そして自分が気に入らない主義主張は自らが定義した「正義」のもとに断罪する。
昨今の「ポリコレ棒を振り回す特定界隈」にはそんな匂いしか感じません。
私の考える多様性。
そして特定界隈に汚染された「多様性」。
言葉を文字にすると同じに見えるんですけど、私には全く違って見えます。
だから私は、この記事内で区別する意味で「カギカッコ書き」としました。
難しく言い過ぎましたね。
口語調に言い換えましょうか。
あのさあ、「多様性」を振りかざす界隈に限って多様性が無いんじゃない?
ってことです、私が言いたいのは。
界隈のお気持ちでコロコロと境界線が動くものを多様性とは言いません。
「多様性」のこんな使い方、私は認めん。
私はブログという、言葉を書き連ねて発信する媒体を運営していますので、ひとつひとつの言葉を大事にしたいです。
ではまた。
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