こんにちは
緊急事態宣言が出されてから結構な日が過ぎました。
効果のほどは出ているんでしょうか。
国内新規感染者数は減少傾向にあるようですが、重症者数が減っていません。
既に政府内では緊急事態宣言の2月末までの延長が議論されているようですが。
今回の緊急事態宣言では、飲食店の午後8時までの営業時間短縮要請が出されています。
それに応じた飲食店については「感染拡大防止協力金」(以下協力金)が支払われます。
その額、一律で1日あたり6万円。
この金額が少なすぎるだの不満の声もあったようですが。
一方で、この協力金によりハッピーになっている飲食店も少なくないよう。
例えば、今まで1日あたりの収入が6万円未満のお店だったら、協力金の方が収入を上回ることに。
それに8時までの時短要請ですから、今までの営業時間が9時までだったり10時までだったりしたお店が8時までに時短しても6万円貰えちゃう。
例えば福岡県だと、時短要請に応じれば6万円✕23日の138万円貰えるんですよ。
東京都はもっとすごくて、6万円✕31日の186万円(大企業は102万円)。
小規模店、個人営業店だとまさに「協力金バブル」の到来でしょうね。
だって、経費を差し引いた純利益を1日6万円以上稼いでいる飲食店が何割あるかって考えてみればわかるでしょ。
はっきり言って、6万円の協力金を貰ってもペイできないのは大規模チェーン店とか銀座や大阪ミナミ、博多中洲のクラブとかだけじゃないかあ。
これ一律にしたのは事務手続きを簡略化するためなんでしょうけど、なんか荒っぽくないですか。
福岡とか栃木とかの田舎の店まで一律で時短させる意味ありました?
なんだか無駄に金バラまきましたで終わる予感。
だいたい飲食店なんて、パッと開店すぐ潰れるの典型的な業態なんですから、時短要請のみでカネ出すことは無かったんですよ。
それで潰れるような店はそれまでの店。
政府は何でも金を撒けば良いってもんじゃありませんよ。
菅政権の失政の一つとして歴史に刻んでおいた方がよろしいかと。
ではまた。
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