こんにちは
先日、ニートを題材にした漫画を紹介しました。
そのときにちょっと思ったのですけど、「ニート」と近い使われ方をする言葉に「引きこもり」があります。
けどこの両者、厳密には違いますよね。
どう違うのか、自分の考えを整理してみようかと。
ニートは、働かずに親に養われて生活している人のことを指します。
最近では子供部屋おじさんとか子供部屋おばさんとかのワードもありますが、そう呼ばれている方々は働いている方も多そうですからニートに当てはまらないかもですね。
要は成人してからも働かずに親から生活費の面倒を見てもらっている人は全てニートかなと。
一方、引きこもりは、一般には仕事や学校に行けずに家に籠り家族以外とほとんど交流が無い人のことを指します。
ただし、内閣府が定義する「広義の引きこもり」には趣味等では外出できる人も含めるとあるんですよね。
私としては、さらに少し解釈を広げてもいいと思ってますけど。
例えば、ひとり暮らしで仕事と家の往復しか外出の機会が無いとか。
ていうか、それ働いていたころの私ですけど。
ニートの人は働かず資産を持っていないことがほとんどなので、親等に生活資源を頼っています。
一方、引きこもりの人は資産を持っている人も結構いるんです。
内閣府の調査では引きこもりとカウントされた方の3割ほどは自分自身で生計を立てていると回答していますし、ほとんどの方が正社員を含めて何らかの形で働いたことがあったそう。
またニートは結構外出したり友達と遊んだりする人も多いかと。
先日紹介した「働かないふたり」でも兄の方は交友関係が広かったりします。
一方、引きこもりは家族以外との交流がほとんど無いです。
色々と相違点を挙げましたが、ニートでかつ引きこもりって方も大勢いらっしゃるでしょう。
考え方としては、
というふうに分けるとすっきりします。
ニートと引きこもり、問題がより深刻化しそうなのはニートの方でしょうか。
他者に生計を依存していますから、それらに問題が生じたら福祉のお世話に一直線となりますから。
一方引きこもりも孤独死等の心配はありますが、自分で生計を立てている人は社会に迷惑をかける度合いが低そうです。
まあ一番ヤバいのはニートかつ引きこもりなんでしょうけど。
8050問題なんて言われますが、ここで問題なのはニートかつ引きこもりの方ですよね。
親が亡くなった後に生活が成り立たなくなるので。
私は現在まあまあ引きこもりの状態です。
ただし自分のお金で生活できてますのでニートとは呼ばせません。
コロナ禍で自粛という名の「引きこもり」を政府が奨励している状態なので、周りも自分と同じようにステイホームしていると思うと気が楽だったりしますね。
結婚して家庭を持っていたら、違った風になっていましたかな。
わいわいと賑やかな生活?
それとも仕事と家庭に挟まれて病んでしまった生活?
まあたらればの想像もほどほどにしておきます。
ではまた。
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