48歳からのセミリタイア日記

48歳でFIRE達成!! 国家公務員を辞めてただいまセミリタイア生活を満喫中です。生活、資産運用、旅行、その他いろいろ。

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働くことだけが人の価値じゃない

 

こんにちは

 

昨日はてなブログ記事を巡回しておりましたら、いつも拝読させていただいているブロガー、ゆるいてんちょうさんの記事である漫画が紹介されていました。

その漫画というのは、「働かないふたり」。  

働かないふたり 1巻 (バンチコミックス)

働かないふたり 1巻 (バンチコミックス)

 

主人公はニートしている兄妹。

秀才な兄と対人恐怖症な妹。

働く気ゼロのアホ兄妹による

グータラ日常漫画。

コミックスも出版されているようですが、くらげバンチというサイトで一部が無料公開されていますのでお試しで読んでみるのもよいかもしれせん。

 

 

 

私はくらげバンチの方で公開されている分だけ読んでみましたが、クスっと笑える部分もあって面白いですよ。

なにしろ私の属性も働く気が無い引きこもりですからね。

ちょっと親近感が沸く部分も。

でも兄の方はただのニートじゃないんですよね。

高卒後、フリーターでいろいろな職を転々とした末のニート

フリーター時代は収入のほとんどを旅費に充てて世界各地を放浪。

そして得た結論が「やっぱ家が・・・一番だなあ」

ふ、深い。

私も海外旅行が事実上できない現在、家でゴロゴロしながら「やっぱ家が一番かも」って思っちゃったりするときありますからね。

そしてニートならではの鋭い考察も。

裕福な日本にうまれたニートなんて、革命が起きようが起きまいが常に弱い

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働かないふたり 第50話より

ですよねー。

裕福な日本だからニートをできるわけで。

でも兄は子供の頃はできる子だったらしく、それがニートになっていると知った当時の同級生からこう言われます。

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働かないふたり 第157話より

周りに良い影響を与えていく、エリートニートって感じです。

一方妹の方は重度の対人恐怖症ですが、話が進むうちにだんだんと身近な人とは付き合えるようになっていきます。

両親は、母親は働いてほしい気満々で兄妹に小言こそいうものの無理に働けとは言いません。

父親のほうは子どもたちが笑って暮らせている様子を見るだけで幸せそう。

大企業の部長をやっているようですので子供たちをニートさせる収入があると思われます。 

 

この作品は全編がゆるゆるとしていますのでサクサク読めるのですが、メッセージ性もふんだんに。

作中で兄が道に座り込んでいたお婆さんをおんぶして、そのときの兄とお婆さんとの会話。

兄が自分を「ニートです」とカミングアウトし、それに対してお婆さんは自分の息子はいい大学を出て就職し結婚した、と。

でもその後仕事ばかりで家庭をかえりみず離婚し今はひとり暮らしをしていると。

そしてお婆さんはこう言うんです。

働くことは大事だけど、それだけが人を価値を決めるものではないと思いますよ? 

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働かないふたり 第167話より


これこそが作者がこの作品で読者に訴えたい言葉のひとつじゃないのかなと。

 

また別の回ではニート兄妹の母が街でバッタリあった友人と子どもの話になり、

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働かないふたり 第179話より

子どもを抱えた親御さん、いろいろな苦労あるんでしょうね。

私にはわからない世界ですが。

というか、私も親に散々迷惑をかけたなあ。

子どもを持つ全ての親へ拍手を。

 

くらげバンチの方で読める分は一気読みしてしまった「働かないふたり」。

途中で絵が雑になったりして、絵の綺麗な漫画が好みな私からするとちょっと残念だったりするのですが、ニート属性を持ってる方におすすめの漫画です。

 

ではまた。

 

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