こんにちは
私は数日前に日本人の格差についての記事を公開しました。
それに対してたくさんのコメントをいただきました。
ありがとうございます。
そのコメントのなかに、コメントではなく記事本文にて自分の考えをまとめた方がいいかなとあるものがありましたので、本日の記事とさせていただきます。
日本に生まれてお金がないというのは甘え?
本日取り上げるのはクロスパールさんのコメントです。
ぶっちゃけ言うと日本で生まれてお金がないっていうのは単なる甘えだと思うんですよね。
そういう人は難民キャンプとかにいけば実感できるんじゃないでしょうかね。
日本は現在世界第三位のGDPを有する経済大国ですからね。
内戦続きで難民キャンプにやっと逃げ延びた人たちならともかく、お金を稼ぐ手段はあるでしょうということと解釈しました。
実際、最近の日本人は甘え過ぎなのでは
うーん、単なる甘えという意見には私も同意できる部分があるんですよね。
今の現役世代って、激甘な環境が当たり前になってしまっていて、その状態を保たれているだけでも幸せなことなのにもっともっとと要求を肥大化している部分が見えるかなと。
ネットを見ていても、週5日40時間労働は多すぎるという意見がちらほら。
週休3日にしろとか、週35時間労働にしろとか。
日本の法定労働時間は現在週40時間が原則です(一部特例として週44時間)。
この形に移行したのは平成9年のこと。
戦後すぐは週48時間制だったんですよ。
1日8時間働いても週6日出勤しないとクリアできませんね。
そう、昭和の時代は長らく週休1日。
国家公務員でさえ、完全週休2日が実施されたのは平成4年。
私が入省してほんの一時ですが、土曜日も普通に勤務日でしたもの。
実のところ、法律的には週1日の休日を与えれば問題無いようですね。
今の職場で週1日しか休みが取れないとなるとブラック企業というレッテル貼られますが。
昭和のサラリーマンから見たら、現在の週休2日制は天国に見えるでしょう。
令和のビジネスパーソンからみたら当たり前、というか今でも過重と思っている方が多いかもですが、上の世代の人から見たら何言っているんだ、甘えんなとお叱りを受けそう。
お金の話に戻りますが、今の日本はGDPが世界第三位です。
ということは、国内にはそれだけのお金が集まっているということ。
そこからどれだけを自分の取り分とできるか、やる気がある方は頭から湯気がでるほど考えているか、もしくは甘えたこと言う暇あったら身体を動かすぜ、となるでしょう。
何も動くことなく、お金よこせと叫んでばかりの層は、周囲から甘えていると言われても仕方ないです。
多くの発展途上国に住んでいる人は、国内にお金のストックが少ないので稼ごうにもその手段が限られてくるのです。
東南アジアの某国のように、国民の多くが国外に出稼ぎして自国に送金することで成り立っているような国まであるんですよ。
それに比べたら、日本でお金を得るのは相当にイージーモード、なのにただお金がないと言うばかりなのは甘えているだけと思いませんか?
もちろん弱者切り捨てはいけないが
見出しに書きましたが、もちろん弱者切り捨てはダメです。
ただ、誰を「弱者」と定義するかです。
本来「弱者」でない人まで「自分は弱者だ」と思い込んでませんか?
生活保護問題で、弱者を切り捨てるなという論が出てきます。
受給者全員、弱者なのでしょうか。
働けるのに働くつもりがない、でも生活保護費はよこせ、なんて人いませんかね。
日本で生まれているのにお金が無いと言ってるのは、自己の能力をフルに使ってお金をなんとか稼ごうと思わず行政にタカれば良いと安直に走る人が増えてきたせいかもしれません。
行政の担当者には、誰が真の弱者で誰がエセなのか、きちんと見極めたうえで助けるべきものは助けてほしいものです。
ではまた。
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