こんにちは。
私が株主になっている会社に日産自動車があります。
その日産ですが、2019年4～6月期の決算が前年比で大幅に悪化しました。
前年同期と比べると、営業利益が前年同期が1091億円だったのに対し、98.5％減の16億円となりました。
売上高は2兆3724億円あるんですが。
2兆円以上売り上げを出してたった16億円の利益ですか（呆れ
それに伴いリストラを敢行するようです。
まず世界8拠点で6400人を超える人員削減をするとのこと。
国内の工場では、福岡県の九州工場で450人を削減する計画です。
更に今後の追加リストラで人員削減される人数が増えるかもしれません。
リストラによる人員削減は、福岡県を含む九州の地域経済に及ぼす影響が大きいです。
日産本体が人員削減して生産能力の縮小をするということは、当然下請けが納入する部品の削減に繋がります。
ということは、福岡県内に散らばる１次以下の下請け企業も人員削減せざるを得ないでしょう。
リストラされて職を失った人が、仕事がまだまだ沢山ありそうな愛知県周辺に引っ越ししていくことが予想されます。
大勢の人が引っ越ししていくような事態になれば、大分県の杵築市が経験したような、大量のアパートが空室のまま放置されることになるかもしれません。
そうでなくても人口減少していく日本社会で、すそ野が広い自動車産業が傾くことはまずいですね。
日本の会社は会社の業績が悪化するとまず弱い立場の従業員を削減しがちです。
それでいて、経営陣の報酬は意外に減りません。
好業績のときには多額の報酬を得るのですから、業績が悪いときには真っ先に経営陣の報酬から削るべきでしょう。
それが経営責任というものではないですか。
今回で言うならば、まず西川社長以下取締役の報酬を大幅減額すべきではないかと一株主としては考えます。
株主視点から言っても株価の下落が数日にわたり続いています。
26日の終値が前日終値から24.6円安の741円。
年初来安値水準で低迷しています。
損切りも視野に入れないといけない状況なのかなとも思ったりするのですが、いつも拝読しているしょこら＠さんの下記の記事にもあるとおり、握力強化しつつ様子を見たいと思います。
それにしても経営陣だけが無傷というのは納得できないですね。
あんたたちも報酬を削って血を流しなさい。
ではまた。
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