こんにちは
私は日産の株を持っています。
最初は100株の保有だったのですが、今年に入ってナンピン買いをして現在は200株ホルダーです。
株価は低迷しているのですが、経営陣は業績回復に向けて努力しているはずですしそのうち株価も回復してくるだろうという期待があるから買い増ししています。
その私の期待を、日産という会社は簡単に裏切ってくるので泣けてきます。
日産への融資に政府保証1300億円
日産の融資に政府保証1300億円 異例の過去最大規模(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
日産が政府系の金融機関である日本政策投資銀行から1800億円の融資を受けましたが、融資のうち1300億円分について政府による保証を付けたらしいです。
もし日産による返済が滞ると、約1000億円ほど国が負担しないといけなくなるとのこと。
はあ、日産も落ちるところまで落ちましたかね。
民間の金融機関からお金を借りることもできなくなりましたか。
そこで政府系金融機関に泣きついたと。
でもそれさえも政府がケツモチしてくれないと貸してくれないという。
もし日産が破綻したら、日本国政府のお金で日産を(間接的に)救済することになります。
日産は株式の43%をフランスのルノーが握っていますが、ルノーは株式の20%をフランス政府が持っているいわばフランス国営企業。
つまり日産も半分くらいフランス国営企業なわけで、それを日本政府のお金で救済しないといけないとはあきれるしかありません。
日産の中身はもうボロボロ
日産ほどの歴史ある大企業が潰れるはずはない、と思っている方が多いかもしれませんが、あの会社の内実はぼろぼろですよ。
ひとつの例をごらんください。
リンクしたブログは、日産のスカイラインという車のオーナーさんのものです。
車には車内の暖房が付いていますが、いくら暖房しても車内が暖まらないので日産ディーラーに3度も持ち込んで修理してもらったのに直らず、しまいには日産本社から、「車内が暖まらないのは故障ではなく仕様である」と文書で開き直られたというもの。
いやー、これが日本車のメーカーとは、目を疑いますね。
私も実はスカイラインのオーナーだった時期があるのですよ。
R32という、日産が一番輝いていたんじゃないかという時期のモデルですがね。
あのころの日産は実に良い車を作っていたものですが、車内の暖房装置ひとつ直せない、いや直さないメーカーに成り下がったとは。
こんなクソ会社に国から1300億円も保証をしてやる必要がどこにあるのでしょうか。
私はそろそろ日産の株主から卒業しようかと思っています。
本当はもう少し株価が上がってからと我慢していましたが、いつも拝読させていただいている株ブロガーのmouさんも日産を損切りされていたしなあ。
日産が製造している車種は何年間も国内で新型車を発表していませんし(最近発表されたキックスは何年も前に海外で発売済、デイズは三菱製造)もう自動車メーカーの体を成していないです。
ダークな会社の株を持っていると心まで黒く染まりそうなので、なるべく早めに処分しようと思います。
ではまた。
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