こんにちは
2回に分けて先日まで働いていました選挙関連バイトのことを書いています。
前回の期日前投票所の受付編はこちら。
今回はその2として開票所の調査編を守秘義務に触れない範囲で書くとともに、選挙関連バイトを振り返ってまとめました。
開票所の調査
開票所の調査といってもこれだけでは何の調査か全くわかりませんね。
投票日に全ての投票が終わった後、選挙管理委員会は投票箱を開票所に集めて開票し、どの候補者が何票獲得したかという集計をします。
私がやった仕事はその集計結果を雇われた報道機関に報告するというもの。
これを調査と呼んでよいのかわかりませんが、派遣会社との契約書には調査と書かれていますのでそういうことなんでしょう。
事前研修がその某報道機関でありましたので参加しました。
調査に使ういろいろな機材を渡されて操作方法やその他諸注意を学びます。
そして当日。
投票時間が終わるころ開票所にその報道機関の人として赴きます。
各報道機関から私のような人が来ていますが、ちゃんと報道機関用の席が設けられていますのでそこで座って待機。
開票が始まると、まず投票者数と投票率を集計した結果、そして開票した票の集計結果が数回に分けられて報道席に待機している各社の人に配られます。
それを本部に報告するという、要領を掴めば非常に簡単なオシゴトでした。
ただし、集計結果が深夜まで及ぶ可能性があり、その場合はとことんお付き合いしないといけないというリスクだけですね。
私の場合はド田舎の小規模自治体に派遣されましたので、日付が変わる前に集計が終わり解放されました。
往復の交通費込みで派遣会社からの時給は提示されますので、本来は自分の家から近いところが望ましいのですが、初めてだからということで遠隔地を指定されました。
報告時以外はぼーっと開票される様子を見ているだけという非常に楽なバイトだったので、次回選挙もぜひ働きたいものです。
その際には経験者として近場に派遣してくれることを祈ります。
私は日雇い派遣は原則できないが今回は例外?
今回全てのバイトを派遣会社経由で行いました。
つまり私はバイト中派遣会社の社員ということになっています。
派遣会社に登録して行うのですが、仕事の期間は短期というより日雇い派遣です。
本来日雇い派遣には働くことが出来る人に制限があります。
- 学生
- 60歳以上
- 主たる収入が500万円以上
- 世帯収入500万円以上
私はどれにも該当しませんので日雇い派遣はできません。
これははっきりと説明してくれた会社、説明が無かった会社ばらばらでした。
ただしこれには例外があり、18職種については日雇い派遣であっても違法ではないようです。
今回私が働いたバイトは期日前投票所の受付と開票所の調査。
ともに例外18職種に該当するので日雇いで働いても問題なかったようです。
選挙関連バイトの男女比は
今回の選挙関連バイトでの男女比は、特に期日前投票所の方は圧倒的に女性が多かったです。
長くても2週間で短いと数日の派遣期間ですから、そうなりがちなのかも。
派遣会社もそう想定しているようで、私が応募したときにも履歴書を提出する前の対応はあまり良くありませんでした。
そりゃ、50近くの何やっているかわからないおっさんが応募してきたら警戒しますよ。
履歴書で元公務員というのを明らかにしてからは、派遣会社の対応がぐっと良くなったところもありました。
私以外の男性はシニアの方が多く、ちょっと私は浮いていましたね。
女性もシニアが多かったですが、派遣を掛け持ちしているという若い年齢の方もちらほら。
私としてはどうせならお近づきになりたいと思い、それらの方々とお話してみました。
しかし向こうから見れば素性の知れない貧乏なおっさんという感じだったのでしょう、世間話的な雑談以上には進めませんでした。
まあ目の前のおっさんが実は資産数千万持ってセミリタイアしていて、今回は単にスキル維持のために働いているとは普通は夢にも思わないですね。
まとめ
普段経験できない様々なことをバイトにより見聞きすることができました。
お金に困っていない方も社会勉強として選挙関連バイトをやってみても良いかもしれません。
部外者ではなかなか見ることができない体験があるかもですよ。
全てのバイトで得た給料は5万円ほどですが、社会勉強分も加味したら収穫は大きかったですね。
あと、引きこもりがちなセミリタイアラーの声出しリハビリにもいいかも。
受付だと何百人という方と会話するので。
私はバイト期間中で何年分かの声出しをした気分です。
次は衆議院選挙が解散が無ければ再来年に行われます。
ぜひそのときにも選挙関連バイトをやりたいと思っています。
もちろん大変そうなところは避けたうえで。
ではまた。
ブログ村ランキングに参加しています