こんにちは
1月15日から29日の間、タイへ外ごもりに行っていました。
観光するつもりはないと言いながら何か所か有名な観光地には行きました。
あとタイでやった方がいいことはないかなあと思っていたら耳寄りな情報を得ました。
世界一周旅行者やバックパッカーの間では、知らない者はいないだろうという予防接種をしてくれる場所がタイのバンコクにはあるらしいです。
私は最近麻疹の予防接種を受けたいなあと思っていました。
だが日本で予防接種を受けるのは煩雑かつ高いです。
それで自らの身体を実験体として体験してみました。
- バンコクで予防接種を受けるメリットは
- バンコクで予防接種を受けるデメリットは
- スネークファーム(Queen Saovabha Memorial Institute)
- スネークファームで受けられる予防接種の種類
- スネークファームで予防接種を受ける流れ
- スネークファームのトイレ
- 本物のスネークファームはこちらへ
- まとめ
バンコクで予防接種を受けるメリットは
なぜ世界一周旅行者やバックパッカーがバンコクで予防接種を受けるのでしょう。
それは、安く受けられる、そして簡単に沢山の種類を受けられるからです。
バンコクでは日本で受けるよりもかなり安く受けられます。
そして多種類の予防接種を一度に受けられます。
バンコクでは最大4種類の予防接種を1日で受けられますよ。
バンコクで予防接種を受けるデメリットは
バンコクで予防接種を受けることはメリットが多いです。
ただ、当然ながらデメリットもあります。
これは私自身が予防接種を受けて感じたことです。
一番のデメリットは、安いところは日本語が通じないということですね。
バンコクには日本語通訳も常駐している私立病院もたくさんあります。
ただ当然ながらそういうところで予防接種を受けると高いです。
疾病の治療だと旅行保険が使えますが、予防接種には使えません。
で、私が行った安い施設だと、タイ語か英語しか通用しません。
対策としてはあらかじめ受けたい予防接種の種類を調べてその英語をメモ書きしていく等が必要でしょう。
中1レベルの英語しか話せない私でもそれでなんとかなりました。
衛生面を心配される方もいらっしゃると思いますが日本と比べても遜色ありません。
注射器の針を使い回すようなこともないです。
スネークファーム(Queen Saovabha Memorial Institute)
さて、バンコクの予防接種場所です。
バンコク市内にあるタイ赤十字病院に併設されたサオワパー王妃記念研究所(Queen Saovabha Memorial Institute)です。
ここは国立の毒蛇・感染症研究所となります。
研究所の裏手に蛇園(スネークファーム)があるので、日本人の間ではスネークファームの通称で研究所が呼ばれています。
このブログでも以後スネークファームと呼称します。
行き方:
上記のグーグルマップに表示してみました。
Queen Saovabha Memorial Instituteと入力します。
現在地から経路を表示させると簡単に行けると思います。
グーグルマップって本当に便利です。
BTS(スカイトレイン)のサラディーン(Sala Daeng)駅からだと、改札を出たらBTS沿いにサイヤム方向へ行くとラマ4世通りに出ますので、交差点を渡り左折して歩いていくと改札から徒歩約10分。
MRT(地下鉄)のシーロム(Si Lom)駅、サムヤーン(Sam Yan)駅からだと地上に出て歩いて数分。
入口にはこのような看板があります。
またMRTサムヤーン(Sam Yan)駅側からラマ4世通りを歩いていくと、このように場所を表示している標識があります。
門にはガードマンがいますがそのまま入って行ってかまいません。
そうすると噴水が出ている小さな池があり、その向こうに見える建物がスネークファームです。
営業時間:
月〜金 8時30分〜16時30分(11時30分〜13時は昼休み)
土 8時30分〜12時
日曜、タイの祝日は休み
スネークファームで受けられる予防接種の種類
スネークファームではいろいろな種類の予防接種を受けられます。
研究所内に受けることができる予防接種を掲示しています。
受けられる主な予防接種としては、A型肝炎、B型肝炎、コレラ、狂犬病、ポリオ、日本脳炎、破傷風&ジフテリア&百日咳混合、麻疹&風疹混合(MMR)、黄熱病、腸チフス、インフルエンザ。
注意点としては、ワクチンの在庫が無い場合があるということです。
私は今回麻疹ワクチンの在庫が無いと言われました。
在庫が無い場合は別の機会に受けるか他の病院を探すことになります。
スネークファームで予防接種を受ける流れ
スネークファームで予防接種を受ける流れを説明します。
建物正面に入口がありますので、入って左側に行きます。
するとすぐ左側にカウンターがあります。
まずは整理券を取ります。
「Pick a Queue Card」と書いている下の番号札を上から取りましょう。
その後カウンターで2枚の問診票を書きます。
右側の紙には、氏名、年齢、旅行の目的、旅行のスタイル、抗マラリア薬を持っているか、訪問予定の国と期間を記入します。
左側の紙には、記入例を用意してくれています。
日本人があまりにも多いのでしょうね。
記入例が日本人向けとなっています。
裏面は過去に受けたことのある予防接種を記入します。
問診票が書けたら、1番の表示があるドアの部屋に入ります。
入ると受付があるので、記入した2枚の問診票、整理券、それとパスポートを提出します。
その場で診察券を作ってくれますので、初診料として20バーツ支払います。
次に隣の部屋へ行き、体温と血圧を測ります。
下の写真で説明すると、扇風機の横を通って隣の部屋へ。
体温と血圧を測ったら、さらに隣の部屋に移動します。
そこで個別に仕切られたスペースで面談をします。
上の写真では一番奥に写っているスペースに入りました。
私は受けたい予防接種を聞かれたので、用意していたメモを出して麻疹(はしか)と破傷風の予防接種を受けたいことを説明しました。
すると、麻疹ワクチンは在庫がないとのこと。
仕方がないので破傷風とジフテリアの混合ワクチンのみ受けることにしました。
面談が終わるとドアから出て4番の部屋に行くように指示されました。
ドアから出ると3番と書いた部屋でした。
4番の部屋は廊下の向かい側にあります。
ドアから入ると左側に受付があります。
診察用紙を提出すると、今日受ける予定のワクチンの種類が書かれた用紙と、そのワクチンの注意書きの用紙を渡されて、5番の窓口でワクチンを買ってくるように言われます。
私は破傷風とジフテリアの混合ワクチンなのですが、日本語で書かれた注意事項の用紙を渡されたのでびっくりしましたね。
4番の部屋を出て、5番の窓口にワクチンを買いに行きます。
5番窓口は4番を出て右側に歩いていくとあります。
5番窓口にさきほどの用紙を提出するとワクチンを用意してくれるので、6番窓口でワクチン代を支払います。
私が支払ったのは、Medhical and nursing services代50バーツと、ワクチン代80バーツの計130バーツ(約450円)。
会計を済ませてワクチンを受け取ったら、さきほどの4番の部屋に戻ります。
中の受付にワクチンを渡すと、部屋の中にある椅子に座って待つよう指示されますのでしばし待ちます。
そして呼ばれたら指示されたスペースに入ります。
そこで看護師さんにワクチンを注射してもらいました。
その後、受付でワクチン手帳を受け取って終了です。
おつかれさまでした。
ワクチンの種類によっては30分くらい椅子に座って、何らかのショック症状が出ないか確認して帰るように言われるらしいです。
私が注射されたワクチンではその心配がないのか、何も言われませんでしたのでそのまま4番部屋を出ました。
スネークファームのトイレ
トイレの場所を説明します。
男性用のトイレは建物入口から入って左側の廊下の一番奥にあります。
女性用トイレは建物入口を入って右側の廊下の一番奥になります。
本物のスネークファームはこちらへ
これまで予防接種を受ける手順を説明しました。
実は、予防接種を受けられる施設の裏に、蛇園(スネークファーム)があります。
本来はこちらがスネークファームですね。
スネークファームと呼称していた施設は、感染症研究所の建物です。
建物からすぐ裏に蛇園(スネークファーム)の入り口があります。
入場料が有料です。
2019年1月現在で200バーツ(700円)。
蛇好きな方は行かれてもよろしいのではないでしょうか。
私は行っていません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本に住んでいるとあまり意識しない感染症。
ですが日本でも麻疹(はしか)の感染がニュースになったりしています。
特に40代、50代の男性は麻疹の抗体があるのか怪しい人が多いようです。
また世界にはさまざまな病気に感染するリスクがある国があります。
その対策に、タイでお安く予防接種はいかがでしょうか。
ではまた。
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