48歳からのセミリタイア日記

48歳でまだ早いかなと思いながらもセミリタイアしました。生活、資産運用、旅行、その他いろいろ。元公務員です。

日本は天下り天国 規制緩和しても官僚には勝てない

 

こんにちは

 

日本という国は天下りに対する権益はどうやっても維持する方向らしい。

以下の記事にそのことは端的に現れている。

 

 

株式会社設立手続きの簡素化?

会社設立「10日→1日」で可能に 簡素化で起業促す

政府は、株式会社の設立にかかる期間を今の10日から1日に短縮できるようにする方向で最終調整に入った。登記に必要な公証人による定款のチェックを、今の直接面談からスマホやパソコンでも受けられるようにオンライン化する。手続きを簡素化して起業を促す狙いで、6月にまとめる新たな成長戦略に盛り込む。関連法の改正も検討する。
株式会社の設立には、まず会社の目的や組織など基本的なルールを決める定款について、公証人の認証を受ける決まりだ。詐欺や資金洗浄など犯罪の「隠れみの」に使われるのを防ぐためで、起業家が公証人役場に出向いて直接チェックを受けている。今は依頼から1週間ほどかかる。
見直し案では、起業家が役場にいかずにスマホやパソコンの画面を通じて公証人と面談できる。手数料5万円は変わらない。認証後の法務局への設立登記手続きも、同時並行でオンラインで済ませられるようにし、24時間で登記できる。

4月30日付朝日新聞デジタルより引用

 

記事自体は、会社設立にかかる期間をオンライン化で短縮しようという規制緩和でめでたしめでたしなのだが、こっそりと重要な点が含まれている。

 

それは、株式会社設立にかかる費用自体は従来とほとんど変わらないということ。

特に、定款の認証がスマホやパソコンで簡単に行うことになるのに公証人に支払う費用は従来どおりでまったく変わっていない。

 

公証人とはどんな人? 

公証人というのは、日本公証人連合会のホームページによると、「国の公務である公証事務を担う公務員」ということである。

職務として公正証書の作成や定款や私署証書(私文書)の認証等を行っている。

公証人は全国で約500人いるらしい。

そのほとんどは、検察官、裁判官を退官した人や法務省を退職した幹部公務員で占められており、民間出身者は現在たった3名ということである。

まあぶっちゃけると、公証人とは法務省天下り先のひとつということだ。

 

公証人の収入 

公証人の収入は、平成29年5月23日の参議院法務委員会での質問より引用すると、

大阪法務局の所属の公証人は月の平均収入が三百四十万円、東京法務局の所属公証人の月平均は、手数料収入ですけれども、これも三百二十万円ということである

ということだから、大阪で平均月収340万円、東京で平均月収320万円。

月収だからね、年収じゃないよ。

すごい収入だよね。

この収入が検察官や裁判官を退官した人たちの懐にいわば「天下りの給与」として入っていくわけだ。

 

この収入の源となっているのが、公正証書作成費用、そして定款の認証にかかる費用

定款の認証には、公証人に手数料として1件につき5万円払わないといけない。

つまり、公証人に年貢として5万円支払わないと株式会社の設立ができない

 

今までは、公証人役場に出向いて公証人と面談してああだこうだとやり取りしていたので、まだ5万円の手数料はしぶしぶながら払わざるを得ないよねという感じだった。

だが、今後はパソコン等のオンライン上でサッとやり取りして最短1日で終わるのに支払う手数料は従来と全く変わらない5万円だと。

これは天下り先の権益を守るための措置以外には考えられない。

つまり、手続き簡素化により手数料を引き下げたら法務省天下り先としている公証人の収入減少となるので、法務省としては断固として手数料引き下げには応じないということだ。

 

定款の認証という天下り先のおいしい収入源

今日び、定款の作成なんざ簡単にできる。

ネットに定款の作成例などいくらでも転がっているからね。

なぜ公証人の認証が必須となっており、高額な手数料を払わないといけないのか。

 

公証人=法務省や裁判所から天下りした元幹部

の収入を確保するために他ならない。

ただそれだけだよ。

 

日本という国の腐りきった病巣

公証人の例なんて、日本のなかではほんの氷山の一角だろうね。

ものすごくたくさんの既得権益があり、それを守るために色々なところで圧力をかけたり駆け引きしたりということが繰り広げられている。

少しづつでも改善しているように見えても、肝心なところで官僚がうまいことやって骨抜きにしている。

裏も表も知り尽くしている官僚にかかったら、政治家とか国民とか騙してうまいことするのなんか簡単だろう。

 

私たちの知らされないところで甘い汁を吸って生きている人が今でもたくさんいるんだろうな。

 

まあ、私も現役時代は給料泥棒と言われていた公務員だから、おまえが既得権益に浸かっていただろうと言われたら否定できない。

でも末端の下っ端ってあまり恩恵ないんだよね。

幹部公務員とかすさまじいよ。

 

最近は「おっぱい触っていい?」とか言ってクビを切られた最高幹部とかいるけど、あの人もほとぼりが冷めたらどこかに天下るんだろう。

 

腐りきったところは、日本がどかんと破綻するか、中国に占領されて中華人民共和国日本省となるまでそのままかも知れないね。

 

 

ブログ村ランキングに参加しています

下のバナーを1日1回クリックしていただけると助かります

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村