こんにちは
私は銀行口座を複数の銀行に開設しているのですが、メインバンクのひとつにしているのがみずほ銀行。
みずほ銀行は、一定の条件を満たせばネットバンキングの振込手数料を無料にしてくれたりとサービスの良い銀行だったのです。
ところが、昨今経営が厳しくなってきているのか、会員向けサービスを改悪。
さらに今年に入り大規模なシステム障害を引き起こすなど、銀行としてどうなのよと考える事態が次々と。
でもまあ、今のところまだまだ使い勝手は良いし、利用し続けますよと思っていたところなのですが、私にとって非常に重要なサービスの手数料をこっそり大改悪されていることに気が付いてしまいました。
それは何かと申しますと、外貨預金の現金引き出しサービス。
日本のほとんどの銀行では、外貨預金からお金を引き出すときには一旦日本円に換金しないといけません。
ところがみずほ銀行だけは、サービス改悪前は手数料1000円払えば預けている外貨のまま引き出すことが可能だったのですが、手数料が大幅に改悪されていました。
私がみずほ銀行に外貨預金をするようになったきっかけは、米ドル札の処理に困ったことから。
かつて1ドル80円の超円高だったときに、1万米ドル分両替していたんです。
そのときの米ドル札は1996年から発行されているもの。
ところがその後、2011年から新しい100ドル札が流通するようになりました。
それ以前のお札は偽札が多く流通し評判が悪かったので、最新の偽造防止技術が投入されています。
そこで困ってしまうのが我が家に置いている100ドル札束。
アメリカがいらんこと新札を発行したおかげで、旧札になってしまったという。
旧札も米国内では普通に使えるとはいうものの、米国外でも同様とは限りません。
特に私がドル札を握っていた理由は、何かの理由で海外逃亡しないといけなくなっても当座の資金としては米ドル札が一番確実だというもの。
今のところ世界で一番流通している通貨ですからね。
それを外国で両替拒否なんてされた日には目も当てられません。
そこで一旦みずほ銀行に外貨預金として預けておいて、頃合いを見て引き出し新札にロンダリングしようと考えました。
当時のみずほ銀行は、手数料500円を払えば外貨をそのまま預金できたのです。
外貨預金として預けたので利息もつくし、ネットバンキングの振込手数料も無料になる条件を満たすことができたしで、まあ必要になったときに手数料1000円払って引き出せば良いかと。
ところがみずほ銀行は、いつの間にか外貨の手数料を大改悪。
どう改悪したかというのは下の表のとおり。
今までは1万米ドル分をドル札で引き出すとき1000円払えば良かったのが、改悪後は20000円も手数料を払わないといけない事態に。
おいおい、手数料増え過ぎだろうが!!
この改悪は2020年4月1日よりですって。
ここまで大幅に変更するのに、外貨預金している人にちゃんと周知したのかよ!!
ガルルルと唸りながらみずほ銀行のHPを検索していたところ、HPのお知らせにこっそりと記載がありましたよ。
「個人のお客さま向け外国為替・外貨預金関連手数料の一部改定について」と2020年2月3日付けで公開しているよう。
こんなのよほど注意しないと気が付かないっての。
それも改定じゃないぞ改悪だぞ、クソが。
このことに気が付いたのがつい先日。
久しぶりに円安ドル高になってきたし、外貨預金の処置も考えないといけないなあとみずほ銀行のHPを見ていて手数料が変更されていることに気が付いた次第。
実に1年以上気が付かなかったというお粗末な話なのですが。
でもさあ、みずほ銀行さんよお。
くだらない投資信託勧誘の電話を掛けてくるくらい暇なら、手数料改悪のお知らせくらい電話できるんじゃないの??
こっそり不意打ち的に手数料を改悪するから、顧客満足度が下がるんじゃないのか?ああん??
憤懣やるせないのですが、今更クレームつけても始まりません。
どうにかして外貨預金をサルベージするには、円安のタイミングで円に替えるしかないです。
そう思っていたら、またじりじりと円高になってきているようですね。
ほんと、為替は難しいです。
ではまた。
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