48歳からのセミリタイア日記

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他の人がどのくらいお金持っているか興味ありますか?

 

こんにちは

 

本日はみんな大好きお金の話。

 

金融資産についての記事が多く見られる

このところ、いろいろなメディアで世代ごとの資産についての記事を目にします。

 

40~50代「おひとりさま」のお財布事情。貯蓄額と保有している金融資産は? ~40~50代のリアル~ | LIMO | くらしとお金の経済メディア

 

50代の41%が貯金ゼロ、貯蓄額中央値は30万円 老後を生き抜くにはどうする? | マネーポストWEB

 

これらの記事は、金融広報中央委員会という組織がやっている調査が元ネタ。

他人のお財布事情は気になりますからねー。

たくさんアクセス数を稼げそうなので記事の数も増えるってものです。

 

煽り記事には気を付けよう

タイトルが煽りになっている記事も混ざっていますので気をつけたいもの。

上にリンクした記事では、マネーポストの記事のタイトルが煽り。

50代の41%が貯金ゼロ

これは、単身世帯だけの話。

2人以上世帯では50代で金融資産を保有していないのは13.3%のみ。

今の日本はまだ単身世帯が少ないので、貯金が全くないという人はメディアが騒ぐほどには多くないです。

 

金融資産とは

「金融資産」がどういうものかは、調査内に説明がありましたので引用。

本調査では「金融資産」について、『定期性預金・普通預金等の区分にかかわらず、運用の為または将来に備えて蓄えている部分とする。ただし、商・工業や農・林・漁業等の事業のために保有している金融資産や、土地・住宅・貴金属等の実物資産、現金、預貯金で日常的な出し入れ・引落しに備えている部分は除く』と調査票に表記している。

普通預金であっても、運用または将来に備えている部分については金融資産に含まれるとしています。

逆に、土地や住宅や貴金属等の実物資産は含みません。

また、事業用、日常生活に使われる預貯金等も含みません

 

 

 

 

具体的な金融資産の中身を見ていく

調査で金融資産の中身がどのようになっていたのか、見ていきます。

まず世帯構成別に資産の平均値と中央値を。

以下のリンクから表を引用します。

どんな金融資産をどれくらい保有している?|生活基盤の安定を図る生活設計|ひと目でわかる生活設計情報|公益財団法人 生命保険文化センター

f:id:luna3018:20211013101032p:plain

世帯別の金融資産平均値と中央値は

  • 単身世帯 平均値653万円 中央値50万円
  • 2人以上世帯 平均値1436万円 中央値650万円 

単身世帯の中央値が低いですが、後で説明しますが単身世帯で金融資産を持っていないと回答した方が36%もいることが影響しています。

平均では653万円ですから、単身でも持っている人は持っているということ。

持っていない36%の人が中央値を押し下げています。

2人以上世帯だと平均値中央値ともに単身とは桁が違っていてさすが。

 

資産の中身を見ると、株式もそこそこありますが、やはり預貯金、それも定期だけでなく普通預金も多いということがわかります。

あと2人以上世帯では生命保険の割合が高く2割ほどを占めています。

私は、生命保険も金融資産にカウントするってこの表で初めて知りました。

 

次からは、金融広報中央委員会の調査結果から表を引用していきます。

 

  • 単身世帯の年齢別金融資産の有無

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単身世帯は各年代ごとに見ても、金融資産を「保有していない」割合が高め。

問題は40代と50代の割合が比較的高めに出ていることかと。

40代で35.5%、50代で41%が金融資産を保有していないと回答しています。

 

ただし、金融資産を保有していないと回答した36%の人が全くお金を貯めていないかというと一概にそうでもないです。

金融資産を持っていない人に口座の有無と残高を尋ねると、口座の残高があると回答したのは全年代通して6割ほど。

金融資産を持っていない方々の平均貯蓄残高は240万円。

40代だと平均187万円、50代では平均413万円あると回答。

意外にありますね。

真にヤバイのは、全然残高が無い全体の約14%(36%✕4割)の単身者。

彼らはその日暮らしで何かトラブったら即詰んでしまいます。

もしかしたら生活保護等で貯蓄してないってケースも考えられますが。

 

比較として2人以上世帯の年齢別金融資産の有無

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40代50代ともに、金融資産を保有していないという回答は13%ほど。

結婚していると比較的備えはしていますね。

 

最後に、金融資産の年代別内訳を見てみます。

なお、表は「金融資産有る人のみ」の平均額ですので少し高めかも。

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2つの表を比較すると、単身世帯の方は年齢が上がるにつれて株式の額が上がります(60代は退職金の影響で預金額が増える?)。

対して2人以上世帯だと保険と預貯金が上がっていきますね。

単身の方がリスクを取りやすいから株式へ?

結婚して子供がいると、どうしても保険を掛けたりすぐ引き出せる預金の比率を上げがち?

でも将来への蓄えなのだから、世帯の人数で商品の種別が違うのも変なのですけどね。

リスクを取れるか取れないかで変わってくるのでしょうか。

株式よりリスク度が低い投資信託がもっと多くてよさそうですが。

まあ積立NISAやらイデコやらで今後変わってくるのでしょう。

 

 

 

 

私の資産割合は

私の資産ですが割合的に現預金が圧倒的に多いです。

全体の8割ほどが現預金、1割が株式、投資信託及び債券、1%が保険、残りが金地金です。

現物資産である金地金を除くと、9割近くが現預金という計算になります。

これは、私の場合株式等でリスクを取らなくても平均寿命まで逃げ切れるという計算を立てているから。

子孫がいないので財産を全部食い潰してかまわないという判断も大きいですね。

このあたり、人により事情は様々で面白いと思います。

 

ではまた。

 

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