こんにちは
巷では、年金通知書の誤送付が話題に上っています。
誤送付されたのは愛知、三重、福岡の3県。
今のところ原因は通知書印刷を委託されていた会社の人為的ミスとされています。
年金通知書誤送付「印刷機器設定に誤り」委託業者が謝罪 | 岐阜新聞Web
印刷をミスったのは岐阜の会社だし、私にはなーんの関係も無いよね、と思っていたところ全然そうでは無かったんです。
というのも、先週末に帰省していたのですが、親から見せられた年金通知書がまさに誤送付されていたものだったので。
親が、「すっごいあせったよ」と言いながら見せてくれた年金通知書。
一見するとどこが間違っているのかわかりません。
なぜかというと、名前の記載が通知書のなかに無いから。
ハガキの表面のみに名前が書かれているのでチラ見しただけだと表と裏が違う人のものってわからないんですよ。
親曰く、「年金の金額が全然違う」とのこと。
渡された通知書の支給額を見ると確かに少ない。
本来の親の年金額の半分くらい。
あと私が気付いたのが振込先。
銀行支店名が書かれていたのですが、明らかに親が利用しないであろう遠隔地の支店名になっていたんですよ。
通知書には基礎年金番号が書かれているので、それが違うとわかる人にはわかるんですが、数字の羅列だけだと名前ほどに違いはわからないですね。
他人に個人情報ガーって当初野党が騒いでいたようですが、私が見た感じ、個人を特定できる情報は年金番号のみ。
年金番号から個人識別ができるのは年金機構の職員くらいでしょう。
一般の人にとっては、誰かわからない人の年金情報が届いたってだけ。
送付されていない分を含めると、通知書のミスプリントは352万人分に及ぶそう。
その分の紙は無駄になってしまったわけで、もったいないといえばもったいない。
あとは、誤送付の訂正にかかる費用負担の問題ですが、委託会社の人為的ミスということであれば委託会社に負担してもらえば丸く収めて良いと私は思いました。
今回の問題は、委託会社の人為ミスということで、個人情報漏洩としてはそこまで問題にすることではないです。
野党はこれを問題化して国会でいらない時間を使わないようお願いします。
それにかかる国会経費の方がムダですよ。
ではまた。
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