こんにちは
本日は土用の丑の日。
この日は1年で一番うなぎが食べられる日ではないでしょうか。
本来のうなぎの旬は冬場らしいですが、今は養殖がほとんどです。
エサを沢山与えて肥え太らせるので、養殖ものであれば季節はさほど関係ないでしょう。
私はうなぎが大好物です。
今日は食べる予定がありませんが、先日の4連休中にうなぎを食べてきました。
蔓松亭
私が食べに行ったのは、福岡県築上町にある「蔓松亭」。
親を連れて行ってきました。
風情あるお屋敷って佇まいです。
建物内に入ると、畳敷きにテーブルが2つ置かれた小部屋に案内されました。
結局この部屋のお客は私たちだけでした。
あらかじめ電話予約をしていたので、改めて注文することなく待ちます。
部屋には生け花を飾ってあったり。
そして部屋の障子を開けると外にはよく手入れされた松が。
こういうところにお店の”格”が感じられます。
待つことしばし。
仲居さんという感じの上品な女性に運ばれてきましたよ、うな重が。
内容は、うな重と肝吸い、卵焼きにもずく酢、それにお漬物。
うーんおいしそう。
本来は食べる順番が決まっているのかもしれませんが(もずく酢からとか)、私は食べたいものを真っ先に食べるタイプなので、いきなりうなぎから行きますよー!
こちらのうなぎは鹿児島産らしいです。
うまそうです、いただきまーす。
うむ、美味しい。
やっぱうなぎは美味しいです。
大事なことなので二度言いました。
うなぎを食べつつ、肝吸いにも行きます。
本来は先に肝吸いからだよね、まあ食欲には勝てんです。
普段、うな丼を食べることが多くて、肝吸いが付いていなかったりするんですけど、やっぱうなぎ食べるんだったら肝吸いも欲しいところですね。
付け合わせになるもずく酢と卵焼きも、薄すぎず濃すぎず、しっとりとしたお味でした。
お漬物も美味しく、梅干しはしっかり梅干ししていました。
食後にコーヒーまでいただけて大満足。
食べ終わったあと、館内をちょっと見学。
お客が多いとこういう感じの大広間を使うようです。
大広間からは見事な日本庭園を眺めることができます。
いやー、大満足です。
たまにはこういう感じのところで食事も良いものですね。
ちなみに私たちはランチにお邪魔しました。
うな重は2500円。
非常にコスパが高いと感じましたよ。
土用の丑の日とうなぎ
土用の丑の日にうなぎ、というのは平賀源内さん発案なのは良く知られた話です。
広告宣伝モデルの走りと言えるでしょう。
ただ、うなぎって絶滅危惧種なんですよ。
昨年あたりからシラスの量が少し回復しているらしいですが、かつてに比べるとまだまだ全然少ないはずです。
本当はもっと保護しないといけないはずのうなぎ。
でもこの時期のスーパーでは蒲焼きで売られているし、某牛丼チェーン店で大々的に宣伝して売っているし、雑に扱い過ぎ。
特にスーパーの蒲焼きは消費期限切れたら廃棄されるんでしょ。
うなぎに対してのリスペクトが全く感じられません。
もうさあ、うなぎは専門店でしか取り扱ったらダメって規制してくれないですかね。
うなぎはちゃんとした職人がきちんと焼き上げて、それを私たち消費者はありがたくいただく、これこそが資源保護の在り方じゃないかなと。
また、うなぎの稚魚であるシラスについては不明朗な取引がされているよう。
止まらないウナギロンダリング 漁業者搾取の謎ルールに支えられる「黒いウナギ」に未来はあるか: 「土用の丑の日」に憂う(1/6 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
密漁したり密輸したり。
反社の連中の餌食になっているうなぎが不憫でなりませんよ。
ではまた。
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