こんにちは
私は銀行口座を複数持っています。
メインとしているのはゆうちょ銀行ですが、準メインとして都市銀行であるみずほ銀行の口座を使っています。
みずほ銀行は都市銀行としては様々なサービスを会員向けに提供しておりまして、いつか紹介する記事を書こうと思っていました。
ところが、先日みずほ銀行からサービスを大改悪するとのお知らせが発表されました。
私が知ったのは、みずほ銀行からのお便りが届いたからです。
みずほ銀行の会員制サービスとは
みずほ銀行は、顧客向けに会員制サービスを展開しています。
名称は「みずほマイレージクラブ」。
マイレージクラブとありますが、航空会社のマイレージサービスとは関係が無いようです。
マイレージクラブのサービスとしては、
- みずほ銀行ATM、イオン銀行ATM、コンビニATMの利用手数料無料
- 振込手数料無料
- カード発行手数料無料
というもの。
私が一番利用していたのは、他行への振込手数料が無料になるサービスでした。
これはネットバンキング経由であれば、他行への振込手数料が回数制限はあるものの無料となるというものです。
家から出なくてもパソコン操作で振り込みできるし、手数料はかからないしという嬉しいサービスでした。
ただしこの特典を得るためには条件が。
現在は下記の条件のどれかをクリアする必要があります。
- みずほマイレージクラブカード(クレジットカード)もしくは、みずほJCBデビットの年間100万円以上のご利用
- 資産運用商品の月末残高あり
- お借り入れの月末残高あり
- 各種預金の月末最終残高500万円以上
会員向けサービス大改悪の内容
数日前にみずほ銀行から一枚の封筒が届きました。
なんだろうと開封してみると、サービス改定のお知らせ。
内容を精査すると、とんでもない大改悪のお知らせだったんです。
というのも、会員となる条件、そしてサービス内容の両方に渡っていたので。
まずはみずほマイレージクラブ会員となる条件がどう変わったのか見てみます。
- みずほ銀行のキャッシュレス商品全てが適用対象に変更
- 積立て投資信託の月1万円以上の引き落としが適用対象に変更
- 資産運用商品の取引条件を「残高あり」から「残高100万円以上」に変更
- 「各種預金の月末最終残高500万円以上」を適用対象から削除
多くの方に影響があるのは赤字で書いた部分かと思われます。
まず、普通預金や定期預金の残高がいくらあってもマイレージクラブのサービスを受けられなくなります。
これはもう、みずほ銀行としては個人の預金は必要ないということでしょう。
そして資産運用商品を100万円未満しか運用しない貧乏人も必要ないと。
かなりの条件改悪です。
またサービス内容も大幅に変更されます。
- コンビニATM利用手数料無料は、イーネットATMのみ
- 振込手数料無料は、みずほダイレクト(ネットバンキング)のみ
- 振込手数料無料回数を月3回までに
- キャッシュカードは新規のみ発行手数料無料
コンビニについては、セブンイレブン、ローソンに設置されているATMは手数料がかかるようになります。
振込手数料無料については、みずほ銀行のATMでも無料だったものがネットバンキングのみとなります。
また、振込手数料無料が適用される回数は、今までは月4回までだったのが月3回に減らされます。
キャッシュカードは今までは切替・再発行時も無料だったのが有料になります。
かなり大規模な改悪ですね。
私はあまり影響がないが・・・
今回の大改悪はあまりにもひどい内容です。
幸いにして、私にはほとんど影響がありませんでしたが。
預金残高500万円以上という条件が消えるのは痛いですが、資産運用商品である外貨預金を100万円以上分維持すればなんとかサービスを受けられるようです。
コンビニATMは現状使っていませんし、振込回数3回を超えて利用することもなさそう。
でも今回の改悪で会員となる条件をクリアできなくなったり、現状利用していたサービスが無くなったりという方が多そう。
みなさんの阿鼻叫喚が空耳で聞こえてくる気がします。
しかしみずほ銀行も相当業績が悪化しているんでしょうね。
株価もさえませんし。
もはや今までのサービスを維持できないところまで追いつめられているようです。
そして資産運用しない貧乏人は切り捨てしていくんですね。
銀行側がそういう姿勢を打ち出すのならば、一般庶民としてはみずほ銀行口座を解約していくしかないのかもしれません。
都市銀行は三井住友や三菱UFJがありますし、地方銀行もたくさんあります。
紙の通帳がいらない方はネット専業銀行の方がよいかもしれません。
私も更なる改悪があれば他の銀行に鞍替え予定です。
ではまた。
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