こんにちは
昨日、早期リタイアのネット記事についてブログを書きました。
昨日の記事を公開後に補足ではありませんが思い当たったところがありますので、本日の記事にしようかと。
昨日の記事では、大前研一さんという著名な経営コンサルタントが書かれた記事について私なりの考え方を述べました。
そのときには思いつかず今パソコンに向かっていて思い当たったのが、大前さんはもともと早期リタイアやセミリタイアについて解説するのが不向きな方だなと。
大前さんの経歴をググってみましたら、御年78歳だそう。
それでいてバリバリと仕事をされておられていますから、そもそも早期リタイアやセミリタイアという発想が無い方でしょう。
そんな方に解説を、というのが無理な話かなあと。
そこから思ったのですが、セミリタイアに向いている人と向いてない人っていますね。
今回は経済的要素を除いて列挙してみました。
セミリタイア向きな人
- セミリタイア後にやりたいことがはっきりしている
- 何もしない時間を退屈と感じない
- 知的好奇心、探求心に溢れている
セミリタイア後にやりたいことがはっきりしている方。
これはもう何年先にとか言っていないで、なるべく早く実行に移すべきですね。
時間は有限なので。
手持ち資産等の経済的要素が絡んできますので、思い立った今すぐというのは厳しいでしょうが、年齢というのも大事ですよ。
外見だけでなく、内面も段々と老化していきますからね。
また、ぼーっと何もしない時間が過ぎていても、それを退屈と感じない感性も必要かもですね。
私はあまり退屈と感じるような時間がありませんけど、大前さんのような方だと悠々自適が退屈と背中合わせのようですので。
また、私のように常に何かを知識として吸収したいしわからないことは何でも知りたいと思っている方もセミリタイア向きです。
何しろ世の中で自分の興味あることを探求しはじめたら、私の残り人生ではとても足りないなあと思ったり。
生活のための仕事なら仕方ないですが、働かなくても生きていけるところまで行ったならば、働くなんて時間がもったいないなあと思ってしまいます。
セミリタイアに向いてない人
- 仕事が大好き、仕事が生きがい
- すぐ飽きる趣味しか持っていない
- 何かやっていないと落ち着かない
大前研一さんなんかは、仕事が大好きで生きがいとなっているのでしょう。
だって80歳目前になってまで仕事なんて普通しないですよ。
同じカテゴリなのが、ソフトバンクの孫さんとファーストリテイリングの柳井さん。
あの面々はもう残り人生で使いきれない財産を持っているのにまだシャカリキに働いておられるんですよ。
あれはもう仕事そのものが生きがいになってますね。
自動車メーカーのスズキの鈴木さんなんかも80歳を過ぎても会長をされておられたから同じカテゴリかと。
自民党の麻生財務大臣や二階幹事長も、80歳を過ぎても政治家を続けておられるのはそのこと自体が生きがいなのでしょう。
それと、大前さんが触れていた「すぐ飽きる趣味しか持っていない人」。
これは年配の日本人にはよくあるパターンかも。
仕事仕事で特に打ち込める趣味が無く、周りに合わせて付け焼刃で始めたけど本当にやりたいことではないとか。
仕事しかすることが無い、という方は敢えてセミリタイアに踏み切る必要がないかもですね。
一生仕事をしていてください。
まあ考え方は様々。
私の考え方が正しいとは限りませんし、他の方に押し付けようとも思いません。
でもこんな考え方もあるということで読み流していただければ幸いです。
ではまた。
ブログ村ランキングに参加しています