こんにちは
私は毎日たくさんのブログを読ませていただいています。
はてなブログで読者登録しているブログが中心ですね。
そのなかで、息子さんが会社を辞めてきた話を書かれていたブロガーさんがいらっしゃいました。
ブルさんのブログから。
就職して8ヵ月で仕事を辞めた息子さんに今後どうするのか尋ねると、返ってきた答えが「パチスロで稼ぐ」と。
そしてブルさんが、「パチスロで日銭を稼げても、自分の資本として何も残らないぞ」と忠告しても、「結局金でしょ」と返されるとのこと。
これに対してブルさんはモヤモヤしているようです。
お気持ちはわかりますね、とっても。
ただ、自分の資本というのが「お金」ということであれば、例えパチスロであってもそれを貯蓄するなりすると資本として残りそうな気もします。
逆に世の中のかなりの数の人が日々働いているのに資本を残していないという結果に(今の日本では貯蓄がゼロという世帯が何割かいます)。
また、仕事で得られるスキルも含めて自分に残る資本という意味ならば、仕事を選ばないといけないですね。
私なんて、公務員時代のスキルがその後の人生に役に立つかというと、まーったく使えませんね、そういう意味では自分の資本として残ったのはお金だけです。
まあ説教臭いこと書いてもしょうがないんですが。
ただ、こちらのブログを読ませていただいてある人物を思い出したんです。
私の元職場時代の後輩なんですけどね。
彼は25歳で入省してきまして、私と同じ部署に配属されました。
結構年がいってるなあと思った私は、どんな経歴か軽く彼に尋ねてみますと、大学卒業後公務員になるまでの3年間パチプロとして生活していたって言うんですよ。
え、パチンコ打って生活できるの、ってマジ聞き返しをしてしまったのですが、彼の返事はやってましたと。
それどころか、パチンコで稼いだお金で生活費を賄うだけでなく韓国と米国に留学、米国では車を買ったがそのお金もパチンコで稼いだお金だと。
そんなすごい方がどうして公務員になったんだろ、と思い、「なんで公務員になったの」と尋ねると、「そろそろ定職に就いてもいいかなと思って」という返事。
そんなカジュアルな動機で入れるほど国家公務員って甘くないんだけどなあ。
と思っていましたが、彼はなかなかに有言実行の人でした。
なにしろ、パチンコは統計学を使えば稼ぐのは簡単だ、と嘯き、公務員になってからも暇さえあればパチンコしまくってかなりの金額を稼いでいたようですし。
頭の中身が私と全く違っていたようで、数年しないうちに幹部に目を付けられて「大臣官房」というエリート部署に引っ張られていきました。
さらに数年後、社内ネットワークに彼の退職のお知らせが流れてきてまたびっくりしましたが。
どうも、公務員の仕事はあまりに退屈ということで、メーカーの研究職に転職したと彼の同期から聞きました。
ブルさんもあまり息子さんのことを心配なさってもしょうがないですよ。
パチンコでもそんな風に生活する猛者がいましたので。
それに、何かやるにしても先立つものがないといけません。
もしかしたら息子さんもパチンコで資金を稼いで何か立ち上げるかもです。
親としては暖かく見守るのはいかがでしょうか。
ではまた。
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