48歳からのセミリタイア日記

48歳でまだ早いかなと思いながらもセミリタイアしました。生活、資産運用、旅行、その他いろいろ。元公務員です。

日本で本当に税金を負担しているのは誰か

 

こんにちは

 

昔から国の関係で問題が起きると「税金の無駄遣い」だの、「そんなことに使うなら俺たちが払った税金を返してくれ」だの大きな声を出す方がいらっしゃいます。

また、公務員は一般の方から「税金泥棒」と言われたり、「俺たちが払った税金で飯を食っているくせに(以下略)」とか言われたりします。

ちなみに私は現役時代、さきほどの二つのフレーズ両方とも言われたことがありますし、特に自分で商売を営んでいる方に多いのですが、私が公務員と分かると明らかに悪いほうに態度が変わったり。

なんで公務員だけそんな扱いされるのか訳がわかりません。

労働の対価として得た給与なんですから、それを言うならほとんどの職業の人がだれかしらから「俺たちが払った金で飯を食っているくせに」と言われることになります。

でもこんなこと言ってる方々、大きなこと言えるだけの税金を払っているのでしょうか。

 

 

日本で本当に税金を負担しているのは誰か

答えを先に言いましょう。

最近まではたくさん稼いだ人ほど重い税負担を担っていました。

お金持ちと言い換えると少しニュアンスが異なります。

お金を資産として抱え込んでいるだけであまり稼がない人は税金払いませんから。

 

普段国の税金の使い道にがちゃがちゃ文句言ったり、公務員に税金泥棒うんぬん嫌味いったりする一般ピーポーに限って税金を負担していなかったりします。

まさに「空箱ほどよく鳴る」って奴ですね。

うそーん、俺たち税金を国から巻き上げられているぜ、と思っている方が多いと思いますので、国の統計を見てみます。

 

2013年の統計から、給与所得者数と給与総額、それに対する所得税額の関係を見てみました。

給与所得を年1000万円で区切ってみると、1000万円以下の給与所得者の数は87.6%、1000万円超が12.4%。

これが給与所得の総額(給与額に人数を掛けたもの)でみると、1000万円以下の給与所得者の総額は45.5%、1000万円超が54.5%。

さらに所得税額となると、1000万円以下の給与所得者の負担総額はたったの22.1%。

1000万円超の人々が残り77.9%を負担していることになります。

つまり人数比率にして12%ほどの給与所得1000万円超の人々が全体の8割近くの所得税を負担しているわけです。

これは所得再分配という税金が持つ性格をよく反映させたものとも言えますね。

 

 

 

消費税増税で少々風向きが変わっている

2013年現在は上記のとおりなのですが、最近は少々風向きが変わってきています。

なぜなら、2013年当時よりも消費税が増税されているから。

2014年4月、5%から8%に消費増税。

そして2019年10月から10%に増税。

2013年当時と比べると2倍に増税されています。

 

消費税は使った金額に応じて税負担があります。

そして金持ちだろうが貧乏人だろうが、使った金額が同じであれば負担税額は同じ。

これが消費税は逆進性が強いと言われる所以です。

 

国税庁のHPより国の歳入内訳。

今年の当初予算を見ると、所得税と消費税がほぼ同じ割合となっています。

 

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お金持ちと貧乏人では消費する金額が異なるでしょうから、結果的に負担する税額は異なるわけですが、税率はみな平等に同じ。

これが我慢ならない層が大きな声を上げるのでしょうか。

もっと金持ちから税金取れと。

 

いやいや、金持ちは自分で努力した結果が実を結んでいるんですから。

日本は自由主義、資本主義社会です。

自分で努力してお金を稼いだ人が報われる社会になるのは当然でしょう。

それを、お金があるから税金として毟り取るのは当然だ、となればほとんど共産主義社会ですね。

稼いでも稼いでも税金としてほとんど持っていかれるような社会だったら、努力してより多く稼ごうという人が減ってしまいます。

そうなると社会全体が衰退してしまうのですが。

ね、〇産党のみなさん。

あー、あなた方は党名が資本主義否定でしたねえ。

 

まとめ

所得税のほとんどは高額所得者の方々が負担してくれています。

そういう方々は、税金の使途に対してネットや街頭でガタガタ言いません。

大きな声で税金の無駄遣いと言っている方々に限って、自らが恩恵を受けている分ほど税金を負担できていないということは知っておくべきでしょう。

 

私ですか。

まったく社会のために税金を負担できていないフリーライダーです。

自覚はできているので社会の隅っこでひっそりと息を潜めて生きていきます。

 

ではまた。

 

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