こんにちは
私はセミリタイアを始めて1年半が過ぎました。
その間、昨年1年で約130万円ほど資産が減少しています。
働いていないと資産が減っていくのは不安になるものでしょうか。
私は全然不安ではありません。
なぜなら、今の年齢と残資産と年間支出額と予想年金支給額から、自分が死ぬまで資産が持ちこたえられるだろうという見積もりができているからです。
でも世の中にはいろいろな考え方の方がいるなあというブログ記事を読みました。
お金が無くなったら働けばいい
今回紹介するのは、おいもさんというブロガーさんのブログ、資産形成に勤しむブログからです。
紹介記事はこちら。
super-hatarakiman.hatenablog.com
この記事であるセミリタイアラーさんのことを取り上げられておられます。
その中でセミリタアラーさんがこう言っているとのこと。
「お金が無くなったら働けばいい。」
まさにおっしゃるとおりで、お金が無くなったら働けば良いのです。
働ける限りは生活していくことができるでしょう。
人はお金を持って死ねないけど
ブログ記事中でおいもさんはこう書かれています。
人はお金を持って死ねないのですよ。
人はいつ死ぬかわからない。
まさにおっしゃるとおり。
だがしかし。
お金が無くなったら働く。
セミリタイア希望者って、そういった生活をお望みですか。
お金が無いから働くということは、お金に追われるような生活が待っていませんかね。
年を取ったり怪我や病気になったりして働けなくなったらどうしましょう。
そもそも本当は働きたくないのに働かないといけない状況はどうですか。
私の考えるセミリタイアとお金の関係
おいもさんは書かれています。
働きたくないと言い続けながらなんとか稼いだお金が無駄になるかも。
使うことなく死んでしまうかもしれない、と。
私の考えは違っています。
人は早死にするかもしれませんが、現代日本においては早死にする確率よりも長生きする確率のほうがはるかに高いです。
いや、深刻な持病があるとか、親族が皆早死にしている家系とか、好き好んで危険なことに首を突っ込む性分だとかだったら別ですよ。
でもそうではないならば、今の日本では男性の平均寿命81歳、女性の平均寿命87歳までは自分も生きると思ったほうが良いでしょう。
ちなみに平均寿命って、全体の半数が亡くなっている年齢ではありません。
厚労省の資料を読めばわかりますが、平均寿命の年齢で全体の6割は生きていることになっています。
つまり、男性なら81歳になったときに亡くなっている可能性は同年齢の4割。
これを多いと取るか少ないと取るか。
私の場合、親族が何歳まで生きたかというのを見ると特に母方が長寿家系ということがわかっています。
そのため不慮の事故等に遭わない限りは80代まで生きると考えています。
結局は確率論であり、明日にもぽっくり逝ってしまうかもしれません。
でも私にとってお金はいわばこの世界で戦うための武器であり、戦いが終了するまで使わなかった武器を勿体ないとは思いません。
逆に寿命を迎える前にお金が尽きてしまう方がよほど嫌です。
それは、死ぬことの次に回避したい労働をしなければならないことを意味するからです。
セミリタイア後に十分な稼ぎを得られるのか
お金が無くなってから働く。
これでどのくらい稼げるのでしょう。
働きたい仕事だけ選び、十分な収入を得ることができるのでしょうか。
私は公務員だったこともあり、退職したらもうこれ以上の好待遇で稼ぐことは無理だと感じていました。
ならば、その待遇を最大限活かして資産を貯めることが一番効率的です。
人それぞれ状況が異なりますので、
- 資格を持っている
- リタイア前より稼ぐ自信がある
という方は、リタイア後にお金が尽きたら働くという選択肢でも良いかと。
私のように先行逃げ切り型、つまりセミリタイア達成前に十分な資産を積み上げた方がその後の人生は楽になる方も多いのではないでしょうか。
私が最も恐れることは、お金が無いからと強制労働的に働かないといけないこと。
これは私の個人的意見ですので、違うよというご意見も尊重します。
でもどちらがより楽しい生活を送れるか、じっくりお考えください。
ではまた。
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