こんにちは
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、様々な方策がとられています。
自粛と言う名のなかば強制的な休業を強いられている業界も多いですが、今の状況でも仕事に行かないといけないという方も依然として多いです。
そういう方に取って、ちょっと酷いんじゃないのと感じるであろうニュースを読みました。
マスクつけずに会議出席した職員を懲戒処分
大阪の専門学校で、会議にマスクをつけずに出席した男性職員を出勤停止の懲戒処分としたとのことです。
そもそも論なのですが、職場でマスク着用を求めるならば会社側がマスク支給するのが普通なのではないでしょうか。
いまだ一般の人が手軽にマスクを買える状況ではありません。
アベノマスクはまだほとんどの地域では届いていませんし、シャープがマスクを売り出してもサーバが混み過ぎていて応募さえ難しかったり。
こんな状況ではマスクを購入できないというのも理解できる話で、マスクをつけていない職員を懲戒処分するなんて言語道断でしょう。
外国でも行き過ぎな事例が多発
この手の行き過ぎ事例は日本に限った話ではありません。
例えばアフリカのコンゴ民主共和国では、マスク着用義務に違反した人が警官に射殺される事例が発生しています。
外務省 海外安全ホームページ|現地大使館・総領事館からの安全情報 詳細
またフィリピンでも外出制限に違反した人が警官に射殺されています。
フィリピン、外出制限違反の男性を警官が射殺 TBS NEWS
日本だと自粛警察により社会的に殺されますが、海外だと物理的に殺されるようです。
明らかに行き過ぎなのですが、新型コロナにより神経がピリピリしている状況で何かの拍子にこういった悲劇が起こってしまうということですね。
マスクをつけないだけで懲戒処分というのも物理的制裁という意味で海外事例のマイルドバージョンのような気がします。
もっと穏やかに行きましょう
ウイルスという姿の見えない相手との戦いが続いています。
せめて、対人間ではもっと穏やかに行きたいものです。
言葉の通じないウイルスじゃないんですから。
5.15事件の青年将校じゃあるまいし、問答無用でズドンとやるのではなく、ゆっくりと話し合って解決してきたいですね。
ではまた。
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