こんにちは
新型コロナの感染拡大を阻止するために様々な活動に自粛が求められています。
自粛って本来は自らが行うはずのものなのですが、何か勘違いしている連中がいるようです。
自粛して 警察呼びます
この記事、いかにも日本ならでは。
ライブハウスに貼られていたという張り紙の内容を書き出してみましょう。
安全のために、緊急事態宣言が終わるまでにライブハウスを自粛してください。
次発見すれば警察を呼びます。
近所の人
まず匿名の人が店の前に張り紙をしていくという気持ち悪さ。
言いたいことがあるなら、わざわざパソコンで作った張り紙なんて用意せずに自分の身分を明かした上で直接ライブハウスのオーナーに言えばよろしいのでは。
このあたり「匿名」で行うというのが気持ち悪いです。
そして警察を呼ぶという虎の威を借る狐っぽさ。
張り紙を作った人の小心ぶりが良く分かりますね。
自粛って強要するものではないはず
あくまでも自粛は自らが行うもので、他から強要するものではないはずです。
それを、自分たちの意向に沿わない人を見つけて脅すかのような行為をする、このあたり、日本ならではの「同調圧力」の強さが伺えます。
このライブハウスは客を入れずに、無観客配信を行っていただけのようです。
三密にならないよう配慮したうえで、自分たちが食べていくために努力をする。
日本では何かというと国が国がと自分で考えることを放棄して他責に走る人が多いですが、このライブハウスオーナーはそういった連中よりもよほど逞しく生きています。
こういうときこそ新しいビジネスが出てくるのに
自分たちがやっている商売がコロナのせいで休業させられたことを嘆くだけでは何も進歩はないです。
例えばタイだと、レストランや食堂が休業させられるとすかさず店頭に屋台を並べてフードを販売しているとのこと。
ならば日本の経営者もコロナで減収と思考停止するのではなく、新しいビジネスを考えてこの危機を乗り切るべきでは。
このライブハウスオーナーは無観客配信ライブという新たな一手をひねり出して活路を見出そうとしているのに、それを邪魔する謂れは誰にもないでしょう。
新型コロナを感染拡大させる要素があるならともかく、三密に配慮してやっているのですし。
それでも自粛警察をやりたい人は、こそこそ張り紙なんてせずに、中で何をやっているのかご自分の目で確認されたうえで顔つき合わせて堂々とやるべきですね。
ではまた。
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