あんた何様、と言いたくなる知事がいる - ４８歳からのセミリタイア日記

こんにちは

新型コロナで世間が騒がしくなって以来、各都道府県の知事が頻繁に記者会見したりして存在感を見せています。

ただし、こういう存在感はどうかなという事例を目にしてしまいました。

広島県知事が、国民全員に配布される10万円給付金のうち、県職員に配布される分を県の財源に「活用」したいと記者会見しました。

あくまで「自主的な寄付を求める」ということのようですが、実質的には「任意と言う建前の半強制的な徴収」となるのでしょう。

なぜそう思うかは、自分が在籍していた役所でも頻繁に「任意と言う半強制」がまかり通っていたからで、公務員というのは同調圧力が非常に強く上に逆らったら生きていけない超ブラック業界でありますから。

今回のニュースはあきれちゃいましたね。

この知事何様？

県職員を自分の家来か何かと勘違いしているんでしょうか。

そもそも、10万円給付金は国から各個人に配布されるもので、雇用主である県が何ら介入できるものではありません。

それを寄付と言う名で徴収して活用？

この発言がどれだけひどいかは、民間企業の社長が、自社の財政が苦しいからと社員に国からの給付金を「自主的に会社に寄付」させたら、と考えてみれば良いです。

もしそんな会社が本当にあったとしたら、あっというまに倒産しますが。

県にお金が無いなら、まずは知事報酬を全て返上するべきでは。

こんなことを平気で公言できるような知事は、寄付を拒否した職員を人事で冷遇しそうだから怖いです、独裁者かよって感じ。

広島県職員のみなさまには、知事の圧力に屈することなく10万円を自分のために使ってほしいと願っています。

もし寄付しなかったことにより、人事異動等で不利益を蒙ったりするようであれば、そんなつまらない職場はやめてしまえと言いたいです。

まあヤフーニュースに載って全国的に有名になっちゃいましたから、もしかしたら知事がシレッと発言を撤回するかもしれませんので、それに期待ですかね。

パワハラ知事に負けるな！！

多数のコメントをいただくなど皆様の関心が高いこの件ですが、知事が撤回を表明したようです。

記事によると、県民や県議会から批判が相次いでいたそうです。

すぐに過ちを認めて撤回したことだけは評価しておきましょう。

ではまた。

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