48歳からのセミリタイア日記

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納税者にはケチケチなのに特定業界には大判振る舞いのニッポン

 

こんにちは

 

国民への給付金は10万円一律給付という方向で決着のようです。

お金を全員に配るから家に引きこもってくれということでしょうか。

しかしここに至るまでにグダグダが過ぎましたね。

納税者たる一般国民を大事にしないニッポン、というのは昔からですがちょっと蔑ろにし過ぎ。

一方、和牛業界にはいち早く大盤振る舞いして助けることにしたようです。

 

 

 

 

和牛 販売促進に500億円投入方針 

感染拡大で需要減の和牛 販売促進に500億円 農水省 | NHKニュース

農水省が和牛の販売促進のため500億円の予算を用意したようです。

  • 卸売り業者が小売業者に販売した際に1キロあたり1000円の交付金を支給
  • 在庫を保管するための追加的経費についての補助
  • 学校給食で和牛を購入する際に補助
  • 農家が出荷する牛1頭につき2万円を支給

いろいろな施策で和牛関連業界を全面的にバックアップするようです。

 

和牛業界に対して過保護過ぎる

なんだか和牛業界に対する保護が手厚すぎませんかね。

そもそも牛農家って税制面で優遇されているんですよ。

「肉用牛売却所得の免税制度」ってのがありましてね。(租税特別措置法第25条)

www.chikusankyokai.or.jp

上のサイトによりますと、牛1頭あたり100万円(交雑種80万円、乳用種50万円) 未満であれば、年間の売却頭数が1,500頭まで、所得税や住民税が免除されるという大判振る舞い。

個人で牛農家をやりますと、せいぜい年間数十頭の出荷でしょうから、出荷頭数×100(80,50)万円分の所得に税金がかからないんですよ。

農家丸儲け。

ここまで保護してもらっているのに、新型コロナで在庫がはけないからと即500億円もの財政援助を受けるいわれはあるんですかね。

この前にも「お肉券」を発行するとか何とか冗談みたいなことを言っていましたが、まだ商品券の方が私たちの口に入るだけまだましじゃないですか。

500億円って業界に全部流れてしまうだけで一般国民にはほとんど還元されません。

 

 

 

そんなに和牛農家が大事なのか

ほとんどの一般国民は和牛農家が壊滅しても困らないんじゃないでしょうか。

私なんか、最後に和牛食べたのはいつだろうというくらいで、全く縁がありません。 

そもそも牛は草を食べて肉を提供してくれるからありがたいのですが、和牛って穀物を食べさせて太らせるでしょ。食べた穀物と得られる肉の量が釣り合っていない、その穀物をそのまま人間が食べたほうがよほど多くの人の腹を満たせるのに。

 

農業はもともと過保護なのに非常時にはもっと国から保護されて、休業要請とかで本当に困っている業界には手を差し伸べるつもりがないなんて、ひどい国ですわニッポンって。

もっとみんな怒った方が良いですよ、ほんと。

税金に対しては租税特別措置法なる悪法がありまして、 既得権益に守られた業界や個人はおいしい思いをしています。

苦しい生活を送っている一般大衆がこの法律の中身を全部知ったら暴動起こすだろうなあ。

不公平だって。

まあ知らぬが仏ですな。

 

ではまた。 

 

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