こんにちは
スイスのクレディ・スイスが経営危機に陥り、UBSに救済買収されることになりました
それに伴い、スイス政府から金融支援を受けるそうですが、これに伴いクレディ・スイスが発行していた社債が紙屑に
クレディ・スイスの社債、紙くずに 「AT1債」金融市場の動揺 | 毎日新聞
紙屑と化した社債は「AT1債」と呼ばれるもので
総額が約2兆2000億円相当
この社債は国内でも販売されていたとのこと
国内の個人投資家等が買った額が約1000億円
無価値となったクレディ・スイスのAT1債、日本国内で個人投資家などに1000億円規模で販売されていた(久保田博幸) - 個人 - Yahoo!ニュース
なんでこれらの社債が紙屑になったかというと
「AT1債」の性質によるもの
通常の債券は株式よりも保護されるんですが
「AT1債」は永久劣後債と言って
企業が自己資本の一部に算入できるようになっており
保護度合いが一般の債券に劣るとされているんですよ
一般社債よりリスクが高くなっている代わり
利回りが高くなることが一般的
株式よりもリスクが低く一般社債より高利回り
発行企業が信用できるなら結構美味しいと思われ
ところが今回のように経営危機に陥ると
とたんに危ない商品に早変わり
スイスの大手金融機関だから大丈夫って
証券会社に勧誘されて買った個人投資家多いのでは?
実のところ、今回のニュースに私の肝も冷えました
だって私も「劣後債」買ってますもん
3月に投資した三井住友の社債がそれ
利回りが高かったので500万円分も投資しちゃった
天下の三井住友だから大丈夫と思ったんだけど
かつて国から金融支援受けてるもんねぇ
確か目論見書にも、国から資本注入されたときのリスクが記載されていたような
期間10年ってこうなると長いなあ
株はすぐに売れるけど、社債は売れるんかな
まあ三井住友より先に
青がコーポレートカラーの銀行
が危なくなるだろうしそれを見てからで遅くはない?
ローリスクでそれなりのリターンを求めるのは難しいですね
個人向け国債が安牌か?
ではまた
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