こんにちは
みんなの町にある郵便局。
いまは民営化されているのはみなさんご存知のとおり。
その郵便局で取り扱っている「かんぽ」で数々の不正が明るみになっている。
かんぽ 書類偽造し契約も
かんぽ生命と日本郵便の保険販売で昨年度、顧客に無断で書類を偽造して契約するなどの不祥事があり、法令違反として金融庁へ届け出ていたことが内部文書でわかった。文書には保険業法違反などの事例が3件記され、営業成績の不振といった重圧が原因と分析。重いノルマから違法行為に走る郵便局員もいる実態が浮かぶ。
7月29日付朝日新聞デジタルより引用
かんぽ生命という会社
かんぽ生命というのは、旧郵政省の郵便事業のうち、「簡易保険」事業の流れをくんだもの。
簡易保険と言いながら、実態は民間の生命保険と同様の商品を扱っていたよう。
国営事業なので利回り等で優遇されていたのだろう。
かんぽと縁がないので想像だけど。
それが民営化されてかんぽ生命となり、民間の生命保険会社とがっぷり四つで競争することになったわけだ。
不正行為に手を染める職員
かんぽ生命には独自の営業部隊もいるのだろうが、主戦力は全国の郵便局の窓口にいる職員だ。
でもこの人たちは元々公務員だった人たち。
いきなり民間並みに保険売れと言われてもそのようなノウハウないよね。
当然売り上げは低迷するよ。
でも上からはきついノルマを言い渡されて、達成するためなら不正行為でもなんでも手を出してしまうということだったのか。
記事中に書かれていたものでも、私文書偽造、不告知教唆、重要事項不告知等々。
私文書偽造は刑法犯なんだが。
犯罪を犯してでも契約を取らないといけない厳しい立場にあったんだね。
こういう行為により契約させられた方は高齢者が多いようだ。
「かんぽ」というブランドと身近な郵便局で取り扱っているというところで信用してしまったんだろう。
かんぽ生命もう終わりでよくないか
こんな不正行為をしないと契約を取れないようなかんぽ生命。
会社として存続させる必要あるのかい。
もう終わりでよくないか。
だいたい保険なんて信用だろ。
今回の件でかんぽ生命の信用は地に落ちた。
信用の無い保険会社と誰が契約を結ぶって言うんだい。
わざわざそんなところと契約しなくても世の中にはたくさんの保険会社がある。
はっきり言うと、かんぽは民営化したときに役目を終わっていた。
本来ならゆうちょ銀行の一部門くらいにしておけば良かった。
そして緩やかに終わらせるとか。
ところが株式会社として存続してしまった。
これは国が株式を売り出して儲けを出そうと欲の皮を突っ張らせた弊害だ。
こんな会社、国が株を買い戻して解散させよう。
もう社会に受け入れられないよ、かんぽ生命は。
かんぽ生命の社員は日本郵政グループのどこかに配置転換でいいじゃない。
余った人員はリストラもやむなしだね。
だってもう公務員じゃないし。
はい解散解散。
ではまた。
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