こんにちは
昨日に以下の記事を公開しました。
記事中でコメントを募集していたところ、たくさんのコメントをいただきました。
感謝感激です、ありがとうございます。
弊ブログは読者の皆様に支えられています。
コメント中でいろいろなご意見をいただきまして、記事中で書ききれなかったこととか新たな疑問とか出てきましたので、本日新たに記事にすることにしました。
コメントで教えていただいたことがいくつか。
なるほど勉強になりました、ありがとうございます。
そのうえで、私が使っている「フリーライダー」「フリーライド」の定義についてはっきりした方が良いのかなと。
フリーライドの定義
私が考える「フリーライド」の定義ですが、
本来期待されるよりも低い負担で制度に乗っかっていること
とご理解ください。
元々の「不正乗車」という意味や、経済学上のそれと少し違っていると思いますがあくまでも私なりの解釈と言うことで。
セミリタイアラーとフリーライドの間で関係しそうなところでは、
でしょうか。
税金についてはセミリタイアラーは収入が低いでしょうから、所得税は控除範囲内であれば納税額ゼロになるでしょうし住民税も。
特に住民税について、定額部分(人頭税的部分)さえも払わずに済んでいるセミリタイアラーが多いと思いますが、負担できる資産があるにも関わらず税負担なしで住民サービスを享受することについてはフリーライダーと呼ばれても仕方ないでしょう。
国民年金保険料についてですが、収入が一定以下だと保険料支払いの免除制度があります。
保険料が免除されても国の負担分は将来の年金受給額に反映されますのでこれもフリーライダー(以下略。
国民年金保険料ですが、収入が一定以下だと所得割がゼロ、均等割や世帯割(人頭税的部分)も自動的に軽減されます。
それでいて、普通に保険料を支払っている方と同様に3割負担で保険医療を受けられますのでフリーライ(以下略。
フリーライドは否定的に使われるのか?
私は「フリーライド」というワードを否定的に使っていないんですよ。
むしろ制度の隙間を突いてうまく立ち回っている、頭脳的プレイって感じで肯定的に捉えたいですが。
一般的には否定的なワードなのかもしれませんので、もっとふさわしいワードがあれば読み替えるかもしれません。
フリーライドの定義がどうあれ、「セミリタイアラーはフリーライダーだ」という方の多くは非難する論調になるのでしょうか。
多くの資産を持っていて、もっと社会保障費を負担できるはずなのにズルいと。
でも違法行為をしているわけではないんですよ、あくまで合法なんです。
文句があるなら法改正を主張しろと言いたいです。
でも本当に法改正されると困ってしまうので、セミリタイアラーは目立たず日陰者として生きていきたいですね。
現状の法制度が心地良いので。
年金受給者はフリーライダーか?
コメントをいただいたなかで、年金受給者はフリーライダーではないのかというものがありました。
私が思うに、年金受給者はフリーライダーではないです。
年金受給はそれまでに払ってきた年金保険料に対するものですので。
今の日本は賦課方式が建前なんですが、おかしいですよね、本当の賦課方式なら、対象者全員が同額の年金を受給できるはずですが。
でも現状はみんな年金受給額が違います、ということは過去に払った保険料を払い戻してもらっている感覚かも。
コメントでは年金控除のことも書かれていましたが、社会保障費を負担している年金受給者(高額年金受給者)も多いですからね、フリーライドとは言えないのではないかと。
悪い意味でのフリーライド
逆に悪い意味でのフリーライド、というか脱法行為と私が考えているのが、前回記事でも取り上げましたが「働く意思がないのにも関わらず受給している失業保険」。
雇用保険法には、「この法律において『失業』とは、被保険者が離職し、労働の意思及び能力を有するにもかかわらず、職業に就くことができない状態にあること」(雇用保険法第4条第3項)とあります。
働く意思があるかどうかは本人しかわからないとはいえ、セミリタイアラーで再就職する意思がある人は少ないですよね。
それなのに失業保険を受給しちゃうの?って私は思います。
最後に、脱法行為どころか違法行為してるじゃんと思っているのが、「働く能力があるのに働かずに生活保護を受給している」人について。
生活保護の受給については法律で要件を明記していて、生活保護受ける前に自己の能力をフルに使えよと書いているんです。
働けるなら保護をうける前に働けよ、生活保護制度にただ乗りしてんじゃねーよって思う私です。
働き口が無い?嘘つけよ、地方に行けば人手不足で倒産なんて話がごろごろしてるじゃねーかよ。
生活保護受給についてはもっと厳格に運用すべきなんでしょうけど、自治体の職員不足もあってそうもいかないのでしょうね。
書きたい放題書いちゃいました。
読者の方々からまたご批判を頂戴しちゃいそうで怖いです。
お手柔らかにお願いします。
ではまた。
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