48歳からのセミリタイア日記

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燃油サーチャージが2月から値上げ 原油は値下がりしているのになぜ?

 

こんにちは

 

私たちは海外に行くときに、多くの場合は飛行機に乗る。

飛行機に乗るときに払う航空運賃によく加算されているものに、

燃油サーチャージというものがある。

これが2月発券分から値上げされるらしい。

えーーーー。

最近原油価格は値下がりしているじゃん。

何で上がるのだろう。

と思ったので調べてみた。

 

 

燃油サーチャージとは

燃油サーチャージとは、本来の航空運賃に追加する費用のひとつ。

燃油特別付加運賃ともいう。

航空機を運航するときには、ケロシン等の燃料を消費する。

その燃料代の価格が高騰しているときに、乗客から運賃に追加で徴収するもの。 

 

燃油サーチャージが決まる仕組み

燃油サーチャージは、各国の航空会社ごとにいろいろな決め方があるよう。

日本国内の航空会社については、2か月ごとのシンガポールケロシンの1バレルあたり価格を日本円に換算したものである。

例えば、2~3月の燃油サーチャージは、10~11月のシンガポールケロシンの平均価格から算出される。

算出された平均価格により、ゾーンAからIまである、各地域別のサーチャージを加算していく。

ちなみに、平均価格で見ていくと、

6000円台 ゾーンA

7000円台 ゾーンB

という風に、シンガポールケロシン平均価格が1000円ごとにゾーンがひとつづつ上がっていくようだ。

 

2月からは燃油サーチャージ値上げ

1月出発までは、ゾーンDが適用されていたが、10~11月の平均価格が10100円ほどとなりそれまでは9000円台であったため、燃油サーチャージが適用されるゾーンがひとつランクアップして、ゾーンEが適用されるようだ。

ゾーンEが適用されると、日系航空会社の場合は往復で、

韓国、極東ロシア  2000円

中国、台湾、香港 7000円

グアム、フィリピン、パラオベトナム 8000円

タイ、シンガポール、マレーシア 13000円

インドネシア、インド、スリランカ、ハワイ 17000円

北米、欧州、中東、オセアニア 28000円

となる。

なお、この金額は日系航空会社の話で、外国の航空会社はそれぞれ決め方が異なる。

 

4月から下がるかもしれない

2月からは燃油サーチャージは値上げされる。

だが、このところ原油価格は値下がり傾向にある。

 

次回の燃油サーチャージの改定は4月発券分から。

4月発券分は12~1月分のシンガポールケロシンの平均価格となる。

まだ1月はどうなるか未来のことなのでわからない。

がしかし、12月のまま推移すると仮定する。

12月に入り、原油の値下がりにつれてケロシン価格も下落している。

さらに最近は円高も進行している。

1ドル111〜113円くらいの水準だったのが現在は108円近辺の円高となっている。

燃油サーチャージの元となるケロシン平均価格はドル建てを円換算したもののため、円高になると安くなる。

 

このまま円高が続くと、

ケロシン平均価格安→燃油サーチャージ引下げ

となると予想する。

2月からのゾーンEから2ランクダウンのゾーンCまで2ランクダウンもあるかも。

 

さいごに 

長々と書いてきたが、私は海外に行くのに日本航空全日空は使わない。

高いからね。

外国の安い旅行会社ばかりだ。

だから今までの話はあまり関係ない。

外国の航空会社の燃油サーチャージは会社ごとに決め方が様々だ。

だが、航空機はケロシン等の燃油を必ず消費するから、燃油サーチャージの決定プロセスは日系航空会社とさほど変わらないと思う。

だからケロシン価格が下がってくれることに越したことはない。

できれば燃油サーチャージゼロが望ましいからね。

もっと原油の価格が下がってほしいねえ。

 

ではまた。

 

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