【初版2018年7月29日 最終更新2019年8月1日】
こんにちは
働いている人、特に時給制日給制の労働に従事している人は最低賃金って関心あるよね。
最低賃金は毎年改定されているようなのだが、今年どのくらい改定するかという話し合いがほぼ決着したようだ。
- 最低賃金 3年連続3%上げ 平均26円増の874円
- 現在の最低賃金
- 最低賃金の引き上げ幅は4段階
- 最低賃金の決められ方に違和感ありまくり
- 九州の最低賃金は安すぎる
- 最低賃金を全国一律にしたらどうか
- 2019年8月1日追記
最低賃金 3年連続3%上げ 平均26円増の874円
2018年度の最低賃金(時給)の引き上げ額について、厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会は25日未明、全国の加重平均で26円上げるべきだとの目安をまとめた。比較できる02年度以降で最大の引き上げ額で、実現すれば全国平均は874円になる。引き上げ率は3%となり、3年連続で政権の目標通りに決着した。
(中略)
最低賃金は、企業が働き手に支払わないといけない最低限の賃金。労使の代表と、有識者ら公益委員で議論して毎年見直し、引き上げ額の目安を示す。
物価や所得水準などの指標をもとに都道府県をA~Dのランクに分けており、ランクごとの目安額が示された。東京など大都市部のAランクは27円、Bは26円、Cは25円、Dは23円。今後、この目安を参考に都道府県ごとの実際の引き上げ額が決まり、秋以降に改定される。7月25日付 朝日新聞デジタルより引用
最低賃金は厚生労働省に設置されている審議会で大枠を決められる。
今年は27円から23円の引き上げとなったようだ。
現在の最低賃金
現在の最低賃金は、最高の東京が958円。
神奈川の956円、大阪の909円が続く。
私が住んでいる福岡は789円、少な!!
一番少ないのは福岡以外の九州7県と高知の737円。
西日本側、特に九州に最低賃金が安い県が集中している。
最低賃金の引き上げ幅は4段階
今回の最低賃金引き上げについては全国47都道府県をAからDまでの4段階にランク分けして引き上げ幅を1円づつ差を付けている。
その4段階への分け方も地域の経済情勢などを勘案という非常に曖昧でどうとでも言える基準だ。
ランクA 東京、大阪、埼玉、千葉、神奈川、愛知 27円
ランクB 京都、兵庫、広島ほか8県 26円
ランクC 北海道、福岡ほか12県 25円
ランクD 福島、島根ほか14県 24円
最低賃金の決められ方に違和感ありまくり
最低賃金は都道府県別に格差を付けられている。
一見、都市と地方で物価が違うからこの格差は当たり前のようにも見えるけど、よく考えたら違和感ない?
だってたいていのものは全国で価格が一律だよ。
コンビニで売られている同じものが東京と島根で価格が違うとか聞いたことがない。
ビックマックの価格が東京と福岡で違うとかないだろ。
むしろ、ディスカウントストアとかは都市のほうが充実していて、日々の買い物は都市のほうが安く買える機会が多い。
純粋に都市のほうが高いのは住宅価格、賃貸家賃くらいじゃないか。
公共交通機関の運賃に至っては、電車バスとも都市と地方を比べたら都市のほうが安い。
田舎のバスとかびっくりするくらい運賃が高いからね。
それなのに、最低賃金は東京が一番高く、地方が安い。
さらに引き上げ幅まで格差を付けたら、もともと付けられている格差が更に拡大しないか。
九州の最低賃金は安すぎる
私が住んでいる福岡県。
九州の中心でありながら、最低賃金が789円って低すぎないか。
広島(818円)や北海道(810円)より低いのはともかく富山、長野(795円)よりも低い。
東京と福岡で169円も格差がある。
今年引き上げられたら更に2円差が広がる。
福岡県以外の九州各県も安すぎる。
全国でも最低賃金が一番安いのがこの九州7県(と高知県)だ。
なんで九州に集中するんだ?
九州は熊襲の地だから賃金安くていいってか?
だいたい都道府県別で最低賃金を決めているのがおかしいだろ。
その地域内でも格差があるだろうに。
東京なんて、奥多摩や小笠原諸島でも東京都最低賃金が適用されるんだぞ。
どう考えても福岡市のほうが最低賃金高くないとおかしいだろう。
そもそもどういう基準で最低賃金を決めてるんだ?
前年比いくら上げるって決めてるんだろうが、近年元々の賃金基準を話し合ったことはないんじゃないか。
そろそろ根本的に最低賃金を見直す時期じゃないのかな。
最低賃金を全国一律にしたらどうか
この際最低賃金を全国一律にしたらどうか。
東京や大阪などの大都市圏の賃金が高いから、若者が地方から都市へ流出するという流れになっているんじゃないか。
田舎でも東京並の賃金を貰えるということであれば、地元に残るという若者が増えるだろう。
地方創生と言うなら、それくらいやらなきゃ。
なに、雇用主側が納得しないって?
ならば当分の間は最低賃金を都市の規模で2つに分ければどうか。
今の都道府県別を、中核市以上の都市とそれ以外との2つにする。
そして一定期間後に全国一律を目指す。
今の不明瞭な基準をわかりやすくしようよ。
働いている人のことを考えた政策を国は考えてほしいものだ。
2019年8月1日追記
この記事を書いて約1年。
ほぼ答申どおりに賃上げされ、また2019年分の引き上げが話し合われた。
それについて記事を書いているので下記リンクからどうぞ。
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