こんにちは
私は結婚したことがない。
つまり嫁さんも子供もいない。
つまり、老後も一人暮らしがほぼ決定しているわけだ。
そうなると最終的には「孤独死」となる可能性がある。
今まではまだ先の話とばかりに考えたことがなかったが、それについて扱っている記事があったので取り上げてみる。
- 30~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来
- 死後半年間放置されていた孤独死遺体
- 孤独死 死に際が苦しくなければ本人的に問題なし
- 孤独死されると本当は周りが困る
- 孤独死に伴うペットの犠牲は問題かも
- 解決策は縁を作ること?
- 孤独死ビジネスで食い物にされる人が出てくるかも
- 孤独死対策はテクノロジーでなんとかして欲しい
30~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来
誰にも看取られず、一人部屋で亡くなる孤独死は年間約3万人――。ここ日本ではざっと置き換えると1日当たり約82人、1時間に約3人以上が孤独死で亡くなっているという計算になる。
いきなり暗い書き出しで始まる記事だな。
死後半年間放置されていた孤独死遺体
千葉県のマンションに住む60代の男性は、孤独死してから半年間にわたって発見されなかった。男性の傍らには、犬と猫7匹が一緒に息絶えていたという。
死後半年と聞くと特殊なケースと思われるかもしれないが、高断熱や気密性の高いマンションでは、訪問者でもない限り、長期間遺体が見つからないことも多い。長期間遺体が放置されてきたこともあり、すさまじい光景だったようで、物件を買い付けた不動産屋はその臭いに卒倒しかけたという。
この男性は、独身で一人暮らし。仕事はしておらず、親の遺産で生活していたようで、貯金は2000万円ほどあり、経済的には特に不自由ない生活を送っていた。
だが近所や親族との付き合いはなく、人間関係がほとんどなかった。
その結果として男性は、孤独死という事態を迎えたのである。
死後半年間発見されなかったってすごいよね。
最近の高額マンションだと死臭が漏れないのかな。
私が住んでいるような安アパートだとすぐに死臭が漂って通報されそうだ。
経済的に不自由はしていなかったとのことだけど、60代だと死ぬのには早い。
何か持病があったのか、それとも心筋梗塞等の発作だろうか。
孤独死 死に際が苦しくなければ本人的に問題なし
記事では「大量孤独死」が問題になるとある。
これ、実は孤独死する本人はたいして問題ではない。
問題があるとすれば、死ぬ間際に苦しむかどうか。
例えば、脳梗塞で孤独死したとする。
脳梗塞の発作で意識を失いそのまま死に至れば本人苦しまずに問題なし。
ところが、発作で身体が動かないが意識はあるケースだと地獄だ。
誰にも助けを求めることができないまま餓死へ。
死ぬまでに苦しむ可能性があるのは嫌だなあ。
孤独死されると本当は周りが困る
本人的に孤独死が問題でなければ、何が問題になるのか。
孤独死されると周りが困ってしまうからだろう。
例えば、親戚。
親兄弟がいない人でも誰かしら遠縁の親戚はいるものだ。
孤独死するとそういう遠縁の人に連絡が行くだろう。
死んだ人の代わりに契約の解除や各種届出、さらに遺品整理など、その人にとっては面倒な厄介ことを抱えてしまうことになる。
誰も親戚がいないと知人にその役目が回ってくるかもしれない。
例えば賃貸住みだったら物件の大家。
孤独死で発見が遅れるとその部屋の後片付けが大変。
死臭が取れなくて特殊清掃業者が何度も清掃しないといけなくなる。
人は死んだら誰かの手を煩わせることになる。
孤独死すると、遠い親戚やもしかしたら赤の他人に面倒ごとを押し付けることになるのかもしれない。
孤独死に伴うペットの犠牲は問題かも
記事では孤独死の犠牲になるペットたちとして、長々と文章を綴っている。
たしかに犠牲になったペットたちはかわいそうだし、情景は悲惨だ。
孤独死したら、その室内で飼われているペットは犠牲になりがちだ。
これはもう、ある程度の年齢になったらペットを飼育するのは止めなさいというしかないね。
特に猫は長生きするから、高齢者は自分の死後のことを考えて新しく飼うのは控えたほうが良いと思う。
解決策は縁を作ること?
記事タイトルの副題がこうなっている。
未婚でさまざまな「縁」から離れた人が危ない
まず未婚が問題かよ。
結婚していても子供がいなければどちらか片方は孤独死だぞ。
そして縁といっても良い縁だけではない。
腐れ縁という言葉もあるし。
今の人は自ら孤立を望んでいるようにも思えるのだが。
今でも田舎は濃厚な地縁があるが、それが嫌という人が多いから田舎を捨てて都会へと移動する人が多いのだろう。
記事では、鍵を握るのが人と人とのつながりと書かれている。
血縁、社縁(職縁)、地縁、選択縁(趣味などを通じて生まれる縁)などなど、
なんか議論が飛躍しすぎている気がするがねえ。
高齢者はいざしらず、ネットを使いこなす人だといろいろなところで繋がりがあろうに。
いわばネット縁だな。
ネット縁も記事で言うところの選択縁なのかもしれないが。
孤独死ビジネスで食い物にされる人が出てくるかも
この手の記事とかで煽る人って何か意図があるんだよね。
この記事ははっきり言えば本を売りたいがためのステマ記事っぽいけど。
それ以外にも、孤独死のリスクを煽って商売しようとする輩が多いかもね。
例えば、結婚ビジネス界隈とか。
孤独死したくなかったら結婚しましょう、とかね。
例えば、現在生活保護関係で貧困ビジネスを展開している連中とか。
孤独死対策に名を借りてひと稼ぎを目論んでいるかもしれない。
孤独死なんて、本人は大して怖がる必要はない。
問題だと思うのなら、逆に迷惑を蒙りそうな周りが孤独死候補者にアプローチすればよいのでは?
孤独死対策はテクノロジーでなんとかして欲しい
孤独死対策なんて大上段に構えなくても、まずは孤独死に伴う周りの大変さから解決したらどうか。
それには現代のテクノロジーをフル活用しよう。
例えば、各家庭のガスや水道のメーター、ないしは部屋の中にセンサーを取り付けておいて、何日か稼動しなかったら行政に通報が行くとか。
高齢者専用住宅だったら、顔認証カメラを取り付けて認証が何日もない入居者には管理人が声掛けに行くとかだと安心。
もっと技術が進めば、AIロボを高齢者宅に配布するようになるかも。
もし住人が倒れるとか動かなくなるとかの異変を察知したら、ロボが自動で救急に通報する。
私自身も、血縁や地縁を大事にしろと言われるよりも、何らかの見守りシステムで孤独死したら即座に処置してもらえればと思っている。
発見が早ければ、遺体の腐敗などもなく後処理は幾分スムーズに進むだろうし。
同じ孤独死ビジネスでも、こちらのほうが前向きな感じがするのでどんどん開発が進んで欲しいね。
ではまた。
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