こんにちは
昼間時間があるときにネットを巡回している。
そのときにたまたま目にした言葉がある。
その言葉は「サイレントテロ」。
ものすごく強い響きの言葉だ。
なに、テロ?
破壊工作しちゃうの?
少し調べてみることにした。
サイレントテロとは
なんとなく音感が怖い感じがする言葉。
ただ、自分で説明するのは難しいので引用することにする。
現在の社会状況、または自らの置かれた社会的状況に対して悲観的観測を抱きながら、それを「現実」として受け入れようとするときに起こる人々の行動(ある意味で反動)。
その「悲観的状況こそが「現実」なのだ」と諦観する、一種の「絶対観」的な「現実肯定」に基づいて、「スロー消費」「非婚・晩婚化」「少子化」「NEET」「ひきこもり」「自殺」などのように、さまざまな社会活動――消費行動や人間関係、ひいては自らの生存そのものを消極化、縮小、または消滅させていくこと。
これらの消極的かつ間接的な暴力によって、意図するとせざるとにかかわらず、「見えない社会の空洞化」が引き起こされる。現在の社会に対する消極的抵抗、あるいは沈黙の異議申し立てであるといえる。
はてなダイアリーより引用
非常に難しく書いているが、簡単に噛み砕くと、
結婚しない
子供を作らない
消費しない
働かない
生きない
ということを消極的選択にしろ故意に、そして意図的に行うこと、を言うのかな。
サイレントテロは国家政府にとってダメージである
サイレントテロって具体的に物品を破壊したり他人に危害を加えたりするわけではない。
だが国家政府に対して確実にダメージを与えていく存在だろう。
なぜなら、結婚しない、子供を生まないという選択は少子高齢化に繋がり、その国家を衰退させることになるから。
日本を見ればわかるよね。
消費しないということは、その国家の経済活動の低迷に繋がる。
そして働かないということはその国家のGDP(国内総生産)に貢献しないということになる。
生きないっていうことは、直接その国家の人口減少をもたらしていく。
サイレントテロを行う人は国家政府にとってあらゆる点で都合の悪い人物であることは間違いない。
国家政府にとって都合がよいのは、政府の方針に文句を言わず過労死寸前まで働き、子供をバンバン作って善きパパ善きママを演じつつガンガン浪費し、定年まで勤め上げたら年金貰う前にポックリ死ぬ国民だ。
セミリタイアラーって・・・
セミリタイアしている人たちはサイレントテロに当てはまるような行動をしているような気がする。
私の感覚的なもので申し訳ないが、結婚については結婚されている方々も結構おられるが、独身者や離婚者の方が多いのではないだろうか。
結婚されている方々のなかでも子供がいる家庭はさらに少数派になるはず。
子供がいるとセミリタイア生活の難易度は急に上がるからね。
消費しないというのは一般人と比べると確かにそうだろうね。
セミリタイアラーは現役時代に給料から一定額を貯蓄に回し、ある程度の資産が出来たらそれを投資に回すなりして更に増やしていたはずだ。
当然ながら消費は必要最低限にして浪費はしていないだろう。
給料もボーナスも全部使うし浪費大好き買い物万歳貯蓄何それ美味しいの?
という主義の人が、セミリタイアしたという話は聞いたことがない。
働かないってのはまさにそうだよね。
正社員として働いていない生き方を選択しているのがセミリタイア。
なるべく働かずに暮らしていこうと知恵を絞っているからね。
生きないっていうのはどうだろう。
自殺するような人はセミリタイアを選ばないよね。
セミリタイアを続けていくうちに資金が枯渇する事態になったらわからないけど。
セミリタイアラー=サイレントテロリスト
セミリタイアしている人たちは、国家政府にとってはサイレントテロを積極的に行っている存在=サイレントテロリストである、という自覚を持っておいた方がよい。
つまり、いつ国家政府から弾圧されるかわからないということ。
憲法で自由に生きることが保障されているというものの、いつまで今のままで生活できるかわからない。
結婚していない人に独身税をかけたり、働かずに資産を食いつぶすだけの生活をする人に資産課税したりするかもしれない。
セミリタイアラーに対して福祉面で不利な制度にするもしれない。
まあ我々セミリタイアラーは、日陰者であるという自覚を常に持ってお日様の当らないところを目立たないように生きていこう。
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