48歳からのセミリタイア日記

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令和になっても最低賃金の決め方はなんら改善されていない

 

こんにちは

 

1年ほど前にこのような記事を書きました。 

luna3018.hatenablog.jp

最低賃金の決め方に異議ありというものです。

その後、昨年はほぼ答申どおりに最低賃金が引き上げられたようです。

そして今年も最低賃金をどう引き上げるかの話し合いが行われました。

 

 

最低賃金 東京・神奈川は1000円超え 全国平均901円に

www.nikkei.com

厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会の小委員会が、2019年度の全国最低賃金の目安を27円引き上げて901円とすることを決めたようです。

東京と神奈川は初めての1000円超え。

審議会は30日午後2時に始まり、31日午前4時40分まで徹夜で議論したとのこと。

そんなぶっ続けでやらなくても2日に分ければいいのにお疲れ様です。

 

またもや最低賃金の引き上げ幅をランク分けした

今年の最低賃金引き上げ幅を見ると、またもやいくつかにランク分けしています。

地域の経済力とかいう訳のわからないものを基準にして。

今回も分類はA~Dの4つ。

東京や神奈川などAランクは28円

茨城や京都などのBランクは27円

北海道や群馬などのCランク、青森や鹿児島などのDランクは26円

CとDが統合されたのだけがわずかな前進でしょうか。

 

 

 

全国で引き上げ幅をランク分けすると永遠に地方格差は埋まらない

今回のように賃金引き上げ幅をランク分けして東京を上位、地方を下位に置くと、永遠に都会と地方の賃金格差が拡大していくことになります。

今回の引き上げでトップの東京が1013円、最下位の鹿児島が787円となり、1時間あたり226円もの差がついてしまいます。

というか、昨年まで鹿児島も九州他県と同額だったのが1円低くなっているのは昨年の引き上げ幅が1円低かった?

さらに拡大しているやん・・・ 

本来ならば、Aランクを抑え、Cランク以下をより引き上げて全国の格差を縮める方向に持っていくべきではないかな。

このままでは永遠に地方格差は埋まりません。

 

賃金を都会と地方の2段階に集約したらどうか 

今年の審議会は徹夜したとか。

全国で細かく何円単位で区分していたらそりゃ時間がかかるでしょう。

昨年も同じことを書いた気もしますが、全国の最低賃金を都会と地方の2段階に集約してしまうのはどうでしょう。

境目としては中核市以上の市とそれ以外の市町村。

これなら、東京都の小笠原諸島や奥多摩が時給1000円超えなのに、福岡市中心部が840円なんていうヘンテコなことにならずに済みます。

それが大雑把過ぎるというなら、生活保護費支給の基礎となる市町村の等級で6段階に集約というのはだめでしょうか。

同じ都道府県内なら都市部も郊外も同一賃金というのはやはりおかしいです。

厚生労働省のお役人さんもいろいろとお忙しいでしょうから、こういった簡素化を考えてみてはいかがか。

 

ではまた。

 

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