48歳からのセミリタイア日記

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日本人はよほど「公平」なのがお好きなようで

 

こんにちは

 

11日の某新聞朝刊1面の記事タイトルが

社保料 金融所得の対象拡大

 

確か4か月ほど前にどこかのメディアが同じような内容を大きく報じていたと思うんだけど

今回1面に大きく取り上げるということは、お盆休みに観測気球を上げなさいとお役所から言い含められていたのかな

一応デジタル版の方をリンクしておきます

「社保料、金融所得の対象拡大」 厚労省が議論、負担増える可能性:朝日新聞デジタル

 

現在、金融所得(上場企業の配当等)は確定申告しない場合は社会保険料の算定対象外になります

記事によると、その状態に対して「不公平感」があるとのこと

支払い能力があるくせに社会保険料の負担が軽いのは、けしからん!と

 

日本の制度って、公平かそうでないかで改定されたりしますよね

セミリタイア民に関係ある話では、今年の確定申告から変更されたものがあり

確定申告では申告して税金の還付を受け、住民税申告では「申告不要」として国民健康保険料の算定から外すというやり方が使えなくなりました

確定申告をせずに源泉徴収税の20%を支払うか、申告して税の還付を受ける代わりに国民健康保険料の負担が増えるか、二者択一をせまられることに

この変更も、

「制度の抜け穴を利用して社会保険料の負担を減らせるのは不公平」

という有識者の意見があったからのようです

 

 

 

 

日本人って、「公平」であることが好きですよね

でも資本主義の社会で真に「公平」なんて無理なんじゃないですか

格差があるのが当たり前

法律には必ず「制度の穴」があるんだから、それをいかに勉強して自分に有利なように振舞うかが醍醐味じゃないすかね

社会主義の国だったら「公平」「平等」を謳ってもいいけど

そんなに「公平」なのが好きだったら、日本国内の全ての労働賃金を「同一時給」に統一するよう法律で強制すればいいすよ

だって、同じ時間働いているのに、賃金に格差があるのは「不公平」でしょ

そんなこともできないのに、社会保険料負担ひとつだけ取り上げて「不公平感がある」とか言われてもちゃんちゃらおかしいですわ笑

 

ではまた

 

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