48歳からのセミリタイア日記

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【セミリタイア】配当金に頼るのは今後厳しくなるかも

 

こんにちは

 

一昨日の記事を公開後いただいたコメントに

考えさせられるものがありました

そのコメントを引用します

優遇されている状態がありがたいので当たり前と思うと制度消されますよ。

資産課税本当に検討開始してますよ。
ttps://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20231101/01.pdf

 

私は、政府は資産課税をやってくるぞと

過去記事でなんども書いておりますが

本当に政府は資産課税を検討している?

コメントにPDFのアドレスを書いてくれてましたので

該当サイトを確認

 

www.mof.go.jp

 

政府の財政制度等審議会財政制度分科会

やたら長い名称の会合が11月1日に開かれた模様

そこでの資料が以下のもの

資料 社会保障

 

資料のなかに注目すべき文言

【改革の方向性】(案)

現在保険料の賦課対象とされていない金融所得のうち、本人の選択によって保険料の賦課対象となるかどうかが変わり得るもの(上場株式の配当など(※)。預貯金の利子などは含まれない。)については、公平性の観点から、保険料の賦課ベースに追加し、負担能力の判定においても活用する仕組みについて検討すべき。(P151)

 

現在、株の配当金は確定申告しなければ、社会保険料の算定対象から外れる

これが「公平性の観点」から問題だと

要は、配当金を貰えるくらいだからお金の余裕はある

配当金を貰う人からもっと保険料を取る仕組みを作りましょう

ということらしい

資料では、岸田NISAの1800万円は除く、と書かれている

庶民は1800万くらい資産あればいいだろ

それ以上持ってる奴は負担増な、ってことみたい

 

 

 

 

もうひとつ注目すべきなのが

【改革の方向性】(案)
 まずは、現行制度の下での取組として、医療保険における入院時生活療養費等の負担能力の判定に際しても、介護保険の補足給付と同様の仕組みを適用すべき。さらに、医療保険・介護保険における負担の在り方全般について、マイナンバーを活用して、金融資産の保有状況も勘案して、負担能力を判定するための具体的な制度設計について検討を進めていくべき。(P150)

 

簡単にまとめると

マイナンバーを使って金融資産をがっちり把握

そして資産持ちの医療・介護保険の負担を増やしましょう

ということ

ほらきたマイナンバー

やっぱこういうことに使おうって意見出るよねー

 

財政制度分科会の委員の顔ぶれを見ると

大学教授等の学者、民間企業の会長

とかの顔ぶれが並んでいるんだよね

そりゃ、企業側はこれ以上法人課税されたくないし

個人に負担させようと考えるわね

そして、小金持ちがターゲットにされる

大金持ちはなんらかの手段で逃げるんだろうし

最悪負担増になっても総資産額からみたら大したことないと

一番ダメージ受けるのが

株の配当金でセミリタイア

するような我々庶民層

 

財務省の審議会でこんな検討結果が出てくる以上

資産に応じて税や保険料の負担をさせよう

という動きになるのは間違いない

今後、配当金に頼ったセミリタイアは厳しいかも

 

私ですか?

配当金はほんのお小遣いくらいなので

殆ど問題では無いかな

シンプルな資産取り崩し型なので

重要なのは

マイナンバーに把握されない資産を保持できるか

だと思っているよ

 

ではまた

 

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