こんにちは
久々に映画館に行ってきました。
観てきたのは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。
シン・エヴァンゲリオン劇場版
この映画はSFアニメです。
なんだアニメかとおっしゃるなかれ。
8日月曜日に公開され、平日が初日にも関わらず1日で興行収入8億円、観客動員数53万人というヒット。
鬼滅の刃には負けますが、40代以上の中にはかなりの数の「エヴァおじさん、おばさん」がいらっしゃるのではないでしょうか。
私は前売り券を買っていませんでしたので、チケット代がお安くなるレイトショーで。
関東圏では夜間の上映が制限されていると聞き及んでいますが、九州では全く関係ありません。
私が行ったのは10日水曜ですが、まだ入場特典グッズ「式波・アスカ・ラングレー」描き下ろしイラストチラシをゲットすることができました。綾波レイの方が嬉しかった
お客さんの入りはというと、座席数が多いスクリーンだったこともあって中ほどから後ろにかけての中心部に固まって座っている感じ。
映画館側も気合を入れて1時間ごとに上映する体制を組んでいましたので、分散したかな。
本編が始まる前の、映画泥棒CMのときにブログ用の写真を撮影。
シン・エヴァンゲリオン劇場版鑑賞後の感想
観た後の感想ですが。
エヴァにどっぷりハマっていた方なら何千文字と書くのでしょうけど、あいにく私はそこまで思い入れがあるわけではないです。
私がエヴァのテレビ版を見たのは20代後半のころに再放送分を。
録画までして最後まで見ましたが、感想は「よくわからん」。
その後も旧劇場版、そして新劇場版と公開されても映画館に見に行くことはなく、後日テレビ放送されているのを見たりしただけです。
まあエヴァ新幹線には乗りに行きましたが。
そういうライト層の感想ということで。
まず思ったのは、思いっきり広げた風呂敷を一気に畳みにかかったという印象。
前作までと打って変わってキャラが能弁にいろいろな事象について説明してくれるので。今までの思わせぶりなエヴァ世界は何だったんだと。
特に主人公の父、碇ゲンドウ。
あんたいきなりしゃべりキャラに変わったなあ。
まあこれが本当に最後のエヴァンゲリオンということなので、後腐れ無いよう全部説明しとこうということなのでしょうけど。
※これ以降は映画のネタバレが一部含まれます。
主人公碇シンジ君については、丁寧に描写されたなという感じ。
人類が生き残ってる村で長期間対人関係を拒否し、一人で湖の畔で殻に籠る。
でもこれも時間が解決していき、段々と周囲と接することができるようになる。
これって、メンタルやられた人が辿る道のひとつですよね。
特に鬱系の場合は結局のところ時間が一番の薬なので、とにかく時間をくれよと。
私なんて、まともに頭の思考ができるようになってきたなと思えたのが退職後2年目くらいからですもん。
映像については、最新アニメ技術を惜しみなく使っているなあという印象。
でも、最新とはいえ、だいたいは何かのアニメで使われたよねというのを寄せ集めて煮込んだ感じ?
敵ロボットが使い捨て感満載、時代劇の殺陣みたい。
だいたい私は敵キャラに注目する方で、よく確認したかったのですが出てきちゃあっという間に倒されるので何が何やら。
あと途中の場面、なんかエヴァにしちゃあ牧歌的過ぎて違和感がと思いながら最後のエンドロールで納得。
撮影協力に「ジブリスタジオ」を発見、たぶん違和感があったところはジブリのパクリなんでしょう。
総監督の庵野さんについては、才能の限界かなと感じました。
最初のエヴァから4半世紀が過ぎていますから、一人の才能がアップデートし続けるのは難しいのでしょうが。
碇シンジとゲンドウの場面、親子の対話ということなのでしょうが、古臭いというか昭和的というか。
エヴァが始まったのは平成なのですから、令和とは言いませんがせめて平成の価値観で勝負して欲しかった。
超毒親の父を持つ私だからの感想なのかもしれませんが。
もうひとつ。
庵野さんは男女関係を表現するのが下手?それともワザと?
終わりのカップルの組み合わせ、唐突感が否めません。
そして、いちばん最後シンジ君と〇〇〇さんがお手々繋いで現実の街に走っていくのは「エヴァ」にはまり青春をなかば棒に振ったオタクたちへの皮肉ですか。
まとめ
いろいろと思いつくまま書き散らしてしまいましたが、正直この映画は、
と言えるでしょう。
今の10代20代が見ても何のこっちゃという感じにしかならないかも。
やっぱり前作から今作まで9年も時間が開いたというのが。
新劇場版全4作を1年おきくらいに公開できていたら、また感想が違ったかもしれません。
ではまた。
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