鬼滅の刃とのコラボ企画にJR九州の本気を見た - ４８歳からのセミリタイア日記

こんにちは

鬼滅の刃、映画がとんでもないヒットになっていますね。

もう観に行かれた方も多いかと。

私はまだ行っておりませんけどね。

この映画のタイトル、「鬼滅の刃　無限列車編」ですが、

この「無限列車」に絡めてJR九州がコラボ企画を組んでいたんです。

その本気度がすごいので紹介したいと思います。

映画公開に合わせてJR九州が様々なコラボ企画を用意したようです。

なんでJR九州が、と私も思ったんですが、「無限列車」のモデルとなったとも言われる大正時代に製造されたSL「8600形」を現役で走らせていること、そして作者が福岡出身ということも関係しているのか、鬼滅の刃とJR九州のコラボが実現したようですね。

どういうことをやっているのか、JR九州の公式サイトから画像を引用します。

・デジタルスタンプラリー

・記念きっぷ

このあたりは鉄道会社のコラボ企画としてはありがち。

・ラッピングトレイン

これはなかなかキテますよ、JR九州の本気度を感じます。

お子様とかはこれを見ると大喜びでしょう、JR九州ファンが増えると良いですね。

ただ、外装のラッピングだけで内装については特に装飾がないそう。

そこはもうちょっと集中して欲しかった。

・ARフォトスポット

スマホとARを活用するところはさすがです。

JR九州内の主要駅、そして特急電車内でキャラクターと一緒にスマホ撮影ができるとのこと。

例えば門司港駅だと竈門炭次郎と撮れるようです。

・臨時列車運行

公式サイト上には、臨時列車運行と簡単に書いておりますが、JR九州の本気というか一種の狂気を感じるものがありましたので、見出しを別に作って紹介します。

列車名を見ただけでびっくりするんですが、「SL鬼滅の刃」号ですよ。

これは、前の見出しにも書きましたが、JR九州が「無限列車」のモデルとなったとも言われる大正時代に製造されたSL「8600形」を稼働状態で保有しており、さらには本来走っているはずの路線「肥薩線」が災害により不通となっているのでSLをコラボ企画に投入できるという話のようです。

この臨時SL列車のポイントですが、今回専用の「無限」ヘッドマーク付き。

私は映画を観ていないのでよくわかりませんが、鬼滅の刃に出てくる無限列車をよく再現しているとのこと。

それにしても、無限列車を見ようと博多駅に1500人も押し寄せるとは、鉄道ファンと鬼滅の刃ファン両方いるんでしょうが、相乗効果が恐ろしいです。

「SL鬼滅の刃」号は11月1日に初登場しましたが、その後は11月3日、15日、21日、23日に熊本から博多まで5時間かけて走るそう。

大正時代製造で90年以上前のSLをそんなに酷使して大丈夫かよと心配にもなりますし、黒煙をもうもうと噴き上げるSLを博多の人口密集地に突っ込ませるという狂気も気になりますが、まあ日本全国鬼滅の刃ブームなのでなんとかなるのでしょう。

ちなみにこの列車に乗るには指定席券が必要ですが、もう全日完売。

乗りたい方はキャンセルが出るかもしれないので全集中して狙ってください。

JR九州は新型コロナのせいで客数が減少し、経営にかなりの影響が出ています。

さらに相次ぐ災害で各地の線路が被害に遭い、現在不通の区間が3か所も。

熊本地震で被害にあった阿蘇近辺の鉄道がやっと復旧したら、豪雨で別区間の鉄橋が流されるという悲劇。

でもここで働いている方々は熱いですよ。

先日は交通系有名ユーチューバーのスーツさんがJR九州のディーゼルカーを100万円出して一人で借り切り、臨時の夜行列車を走らせるという暴挙？に出ていましたが、JR九州としては赤字覚悟な企画だったはずで、よくまあOKしたもんだなと。

ななつ星in九州を始めとする観光列車も数多く用意されていますので、みなさんもぜひJR九州の列車に乗りに来てください。

ではまた。

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