こんにちは
昨日、もし自分に子供がいたらお金のことをこう教えたいという記事を公開しました。
公開後にふと気になったのですが、家庭ではなく学校では子供にどうお金のことを教えているんだろうと思ったんです。
私が子供のころは詰め込み教育一辺倒で受験に関係ないことは教えてもらった覚えがありませんが、令和の今なら昭和よりはよほどましな教育をしているはず。
ということで、調べられる範囲で調べてみました。
過去に記事にしましたが、高校では家庭科で教えているようです。
私が高校生のころは家庭科なんて無かったんですが、今は義務化されているようで時代は進むなあと感心しきり。
ただこれも、一足飛びに株式や債券、投資信託等の「投資」の勉強という。
ちょっと飛躍しすぎている感もありますが、その前段階までは中学で教えているということでしょうか。
中学までは義務教育ですし、社会に出るための最低限の知識は吸収してもらわないといけませんからね。
というわけで、中学校学習指導要領の解説がネット検索で見つかりましたのでリンクします。
そういえば、中学では技術・家庭という教科でした、私のころも。
木材で椅子を作ったり、裁縫をしたりした覚えはありますが、お金のことなんて科目あったかなあ。
指導要領では、家庭分野の内容の一部として「消費生活・環境」という単元が設定されています。
このなかで、全ての生徒に「金銭の管理と購入」を学ばせるとあります。
金銭の管理という概念が出てきたということは、いかにしてお金を貯めるかということも学ぶんですかね。
当該箇所を学習指導要領解説から引用してみます。
(1)金銭の管理と購入
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
(ア)購入方法や支払い方法の特徴が分かり,計画的な金銭管理の必要性
について理解すること。
(イ)売買契約の仕組み,消費者被害の背景とその対応について理解し,
物資・サービスの選択に必要な情報の収集・整理が適切にできること。
イ 物資・サービスの選択に必要な情報を活用して購入について考え,工
夫すること。
んー、お金の使い方ばっかりやん。
解説には、クレジットカードによる三者間契約についても教えなさいと書いています。
お金を使うことを学ぶことも大切ですが、お金を使うためにはその原資が必要なんですが。
使うためのお金は働けばよいということですか。
いやいや、働いていなくても生活している人いるでしょうに。
クレジット契約まで教えるならば、資本家と労働者についても教えないといけないのではないでしょうか。
中学の家庭科教師には荷が重いというならば、「金持ち父さん貧乏父さん」でも読ませるだけでも違うと思いますが。
はっきりいうと、日本の特に教師層は「資本家」が嫌いなんですよね。
労働こそが尊いもの、とか言ってそう。
教師の多くが日教組に加入しているんでしょ、さもありなん。
そういう思想に染まっているから、子供に資本を蓄えて働かずに生活できるなんてことは絶対に教えたくないんでしょう。
学校が教えてくれない以上、家庭で親が教えるしかないと私は思います。
もしくは地域の賢い大人が寺小屋みたいなところで教えるとか。
んー、子供に教えたくなってきたなあ。
自分でお金塾作るか。
でも、こんな怪しげな無職のおっさんのところに子供を通わせようという親はいませんね。
残念、失礼しました。
ではまた。
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